新幹線車両基地計画について市長に問う

 

前回までの記事は↓

新幹線車両基地計画について市長に問う

新幹線車両基地計画について市長に問う 2

 

今回は、市長に再質問した時の発言内容を文字起こししましたので紹介します

 

 

 

 

〇辻本  答弁にもありましたけれども、その回答の中身については、当然、地元の皆さん、一番心配をされている、一番影響を受けておられる方々にお知らせするのは当然でありますし、議会の方にもぜひ報告をしていただきたいし、何よりもこのテーマは特定の地域だけの問題ではなくて明石市全体の今後のまちづくりを大きく左右するテーマだというふうに思います。

 

従いまして、広く市民の皆さんにお知らせするべきだろうというふうに思うところであります。

 

市長も議員時代からこのテーマにはかなり深く関わって、何度も質問されている様子を拝見いたしました。一定、見解も示されて議論をされていたところを何度も見たところであります。立場は、今は市長ということで、最終、大きな決断をしなければならない時が来るかもしれませんけれども、私はその前段で市民的な議論がしっかりと行われて結論が出されるべきだというふうに思います。

 

今後の市長の本件に対する認識、対応を確認しておきたいと思います。

 

〇議長  丸谷市長

 

〇丸谷市長  辻本議員からこの新幹線車両基地に係る再度のご質問です。

 

非常に明石市として重要な問題だと考えております。まず先ほど政策局長の方からも答弁ありましたが、まずもって地元の農業者の方々、本当にご心配とご迷惑をおかけしていることを、まずもってお詫びを申し上げたいと思っています。

 

この件につきましては、これ以上の現状を続けるわけにはいかないと私も認識しておりますので、担当に指示をしまして、JR西日本に対して車両基地に関する現在の状況と今後の見通しについて書面による回答を求めているところでございます。

 

まだ、今のところ回答ございませんので、現在その回答を待っている状況でありますが、回答があり次第議会ももちろん速やかに、そして地域の方々にも報告をさせていただきたいと思います。

 

今後の進め方については、先ほど答弁もさせていただきましたが、この長年、車両基地の問題が発生して、長年かけて地元合意で合意形成していただいた「パイプライン事業」の申請が取り下げになっております。

 

また、多くの地権者の方々が市街化を望まれて農業を続けるという意欲が低下しているというような新しい課題も生まれておりますので、そこは辻本議員がおっしゃったように、明石市の街の全体の問題として市民の皆さんとともに考えていただきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。