フランスは今、水害で大変なことになってます。ボルドー周辺、ツールーズからピレネー山脈の裾の平野部、この辺を流れるガロンヌ河、ジロンド河とその支流がみんな増水し、あちこちで氾濫しています。南西部で16県、北でもリール周辺の4県あまりに氾濫警報が出てます。
テレビでは家の中、地上階の居間に1.2mの深さまで浸水し、夫婦は二階に避難してる様子が映されました。
2020年の夏は歴史上かつてなかった猛暑と旱魃が続いた。気温が1℃上がると大気中の湿度が6%も上がるんだと、気象モニターの説明。冬に入って毎日が雨。南西部の氾濫は、この冬4度目、いい加減いやんなっちゃう、と被害に遇ってる男性がぼやいてました。
原因として地球温暖化。異常気象の正常化。温暖化から抜け出るためにCO2排ガス規制をメインとしたパリ協定が120か国だかの賛成を得て成立した。ところが2017年にUSAでトランプ大統領という異端児が当選するや、即パリ協定からの脱退を宣言した。あの時は正直、まずい奴を大統領に選んだもんだわい、と嫌な思いをしたものでした。
トラさん(今は親しみを込めてこう呼びます)が追い落とされ、精彩に欠けるバイ臀爺がホワイトハウスに住むようになった。候補者だった時から自称大統領を言い始めた頃からも、パリ協定に戻る、と公言してた。なのでフランスはこの爺さんを大歓迎、もうトラの異常児ぶりをはなから決めつけて悪口ばっか、疑いません。
これってフランスがカトリックの支配下にあった中世から変わらないメンタリテイーと知的構造だなと、再認識したところ。これについては、後日くわしく開陳したく思ってます。
とまれ、トラさんはDS(デイープステート)とCCP, それをバックに抱く民主党、共和党も侵食されてるけど、CIA,FBIそれに司法も含め、ワシントンの沼から腐った汚水と泥を抜く、ワニを追い出す、とトラさんが言ってた巨大な勢力。マスコミとビッグテック(グワファ、英字で書くとすぐ刺されちゃうから隠語にしときます。知る人ぞ知る、現代世界の支配者です)との孤独な闘いを最後まで貫き通した。この点だけでもトラさんは偉いと思います。
1月6日のキャピトル襲撃をフランスのメデイアはトラさんが煽り演説を聴きに来ていた支持者にキャピトルに行こうと扇動した。とあたかも既成事実のごとく言い放ち周りもだれひとり疑いを挟みません。FBIが捜査結果を発表して、キャピトル襲撃はトランプ大統領が扇動したものではなく、トランプ支持者によるものではなかった、と発表してるのに。
あの民主主義の象徴というべきキャピトル(ワシントンにあるUSA国会議事堂)を暴力で侵したその罪までトラさんに科して2月8日に下院で始まる二度目のインピーチメントを支持するような意見を発する馬鹿ジャーナリストがフランスにいっぱい居る。
1月6日はキャピトルの上院でペンス副大統領が合衆国すべての州から提出された選挙人投票結果を承認するか、違反があった疑いが濃いので却下するか、選挙そのものの無効を宣言するか? 天下分け目の瞬間が迫ってた日でした。共和党から数十人の異議申し立てがあり副大統領兼上院議長のペンス氏が異議を認め、マイクで弁明が始まった瞬間でした。議会のクラークたちがなにやら慌て気味に議長に耳打ちし、やがて沢山の議員が立ち上がり出口へ向かって行った。重大事件が発生した、とTVを観ていて分かりました。後で議長はじめ議員たちは地下道を通って避難したと判りました。
そして銃声が聞こえ、まだ内部に居た議員たちは危険を避けるために椅子と机に隠れるように伏せていた。
窓をぶち壊してデモ隊が侵入し始めたのです。元空軍の士官だった女性が首を拳銃で撃たれて死亡した。
でも意外なほど速く事件は収まり、議会は再開され、異議申し立ても、選挙人投票の結果を却下したり選挙そのものを無効とする宣言もペンス副大統領の口から聞かれず、結果はあっけなく承認されてしまった。これでB臀爺の大統領就任が決定的となったわけです。
「ブルータスよ、お前もか !」とトラさんは悔しかったことでしょう。
襲撃がトラ側によって行われたとする主張には無理があります。こんな簡単なことをフランスのジャーナリストは考えもしないのだから、バカさ加減に呆れてしまう。
第一、ペンス氏に唯一の期待を寄せていたトラさん支持者が、議事堂に侵入して、始まったばかりの異議申し立てを妨害して止めさせる理由がどこにある。異議申し立ては巧くゆけばトラさんの「さよなら満塁ホームラン」につながる可能性を秘めたものなんだから、そんな大事な行為を妨害するわけがない。精一杯、ペンスよ、憲法に与えられたあなたの権利を勇気を奮い起こして選挙人投票結果を無効にしてください、と遠くから祈るほか何ができるってんです?
異議申し立てを妨害して得するのはB臀爺の側です。第二に演説を聴いてたホワイトハウス前の広場からキャピトルまで3~4kmもあり、歩けば1時間、どんなに速く走ったって15分はかかるわさ。NYT(ニューヨークタイムス)が事件後に記載した記事には事件の詳細な時刻表が載っており、それによるとトラさんが演説を終えた時刻からキャピトル侵入が始まるまでに3分しか経っていない。演説が終わる前に侵入者たちは行動を開始していた。異議申し立ての
演説にタイミングを合わせて。これは事前に仕組まれた計画的行動とFBIも発表してるじゃないの。
2月8日からトラさんの2回目のインピーチメントが国会で始まるそうだが、下院ですでに過半数を獲得したこの動議を提出したのは民主党のナンシーペロシ下院議長。無駄な時間と経費を使ってすでに大統領じゃなくなったトラさんを弾劾してなんになるの? と国民は不満です、とここだけはフランスの阿保ジャーナリストも世論を代表するかのように今や言い古された情報を繰り返してたけど、ペロ婆さんの目論見は2022年24年とトラに二度と大統領選に出馬させないようにするためだからね。
フランスの水害に戻ります。パリ協定に戻ってくれる、そのことに大喜びしてるフランスのマスコミだけど、気象変動の原因は温室効果だけだろうか?
もっと重大な原因があるんじゃないの? 地球の軸が1度傾いたって情報を見たことがあります。1度も傾きが深くなれば夏は太陽に近く酷暑に、冬は太陽から遠ざかり極寒に、ってなりますね。地軸の傾きを直すなんて、人類の全員が動いたって直せるもんじゃないでしょう。宇宙の力学の、神様、その力をも超えた根源的存在、スピノザの流儀で言うと、こっちがほんとうの神様ってことになります。そんな大きな力が働いたとしか考えられません。
ついでに、この記事を書くきっかけとなったのは、ネットにすんなりアクセスできなくなったためなんです。昨夜それを発見した。ぐ~さん、グワファの頭と関係するらしい。
長くなるので続きは次回に譲ります。
水彩絵の具セット。ヨーロッパの伝統、深い色合い