パリでまたもテロ | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

昨夜(12日夜9時ごろ)パリ2区のオペラ座の近くで起きたテロ事件は、現場がめのおもたびたび行って親しみのある場所なので、ショックを受けた。

 

 

 

現場は、メトロの 4 septembre カトル・セプタンブルの出入り口付近、rue Monsigny で パリの日本人街の一角。日本レストランや日本食品店が多い地区。Passage Choiseul パッサージュ・ショワズルというアーケードを抜けたすぐのところ。

 


めのおは、ここには数年前まであった中古書店「Book Off」に読み終わった単行本を買い取ってもらったり、ゆっくり本を漁ったりする楽しい時間を過ごしに行ったものだ。

犯人が射殺された現場の近くには、中華レストランの「天下楽園」があった。同じ名前のレストランがソルボンヌの近く、サンジャック通りから少し入ったところにあって、44年前にパリに着いたばかりのめのおが初めて入ったレストランだった。その頃の店員さんは青い国民服を着ていた。同じ「天下楽園」の姉妹店にあたるのが、地下鉄のカトル・セプタンブルの出入り口のすぐ脇にあったのだ。内装がゴテゴテせず極めてシンプルで北京へ行ったならたぶんこんな雰囲気の飯店があるんだろうな、と想像を楽しむことができたパリでも数少ない本格的で庶民的な酒家だった。

数年前、なにかの用事でパリへ行ったついでに「Book Off 」を覗いてみようと寄ってみたら、店がもう無くなっていた。斜め前の角に洋書(英語とフランス語の本)だけを扱うBook Off が開いていた。「天下楽園」がその時まだ健在だったかは確かめていない。

夕べのニュース画面に「天下楽園」が映るか注意して視たがついに認められなかった。

もうパリが楽園でなくなってから久しい。

ナイフによるテロはフランス全土をみればすでに6回も起きている。
* マルセイユの駅でベンチで電車を待つ若い女性二人が刺されて死亡。
* ルーアンの近くの教会の副司祭がミサの最中に二人のイスラム過激派に襲われナイフで   喉を掻き切られ殺害された。
* パリ北西郊外のテロ対策本部近くで任務に就こうとしていた隊員が襲われた。
* シャンゼリゼでパトロールを終え休憩中の隊員が車の中に侵入したテロリストに殺された。
* ルーヴル美術館の近く、カルーゼル凱旋門の下で警備中の隊員が刃物で襲われた。
* エッフェル塔の下で入場券売り場に並ぶ列を刃物を持った男が襲った。

叫び声を聞いて窓から身を乗り出し現場を目撃した住人の証言によれば、犯人は長髪の20歳そこそこの若い男で、警官が駆けつけて取り囲むと、臆するどころか勇んで襲いかかって行ったので、警護隊員が銃を使用し、二発の銃弾に倒されたという。

しばらく心肺停止状態で路上に横たわっていたがやがて死亡した。身分証明書もスマホも持っておらず、身元確認に時間が掛かったが、指紋から身元が割れた。

1997年チェチェン共和国生まれ。21歳。両親とともにフランスに移住しずっとストラスブールに住んでいた。17歳の時にフランス国籍を取得した。2016年からテロ行為に走る危険がある人物のリスト「Sカード」に登録されていた。

この度の犠牲者は、29歳の通行人男性一人が死亡、4人が重軽傷を負った。

イスラム国系通信社「アマーク通信」は「われわれの戦士が行った」と犯行声明を出した。

マクロン大統領はちょうど昨日から地中海の歴代大統領専用の別荘でバカンスを過ごすため出かけたばかりで内相と電話で話し、ト
イッターに犠牲者を悼み、われわれの自由への意志はなにものにも屈しない、とメッセージを投稿した。

パリのイダルゴ市長は現場を訪れ、ノートルダム寺院横の「オテル・デユー(病院)」内に通行人や住人でショックを受けた人たちを看護するための「心理応急チーム」を設置した。

また犯人に共犯者がいないか、指揮系統のあるなしを調べるため、パリの18区の長期滞在型ホテルに滞在している家族のうち3人が事情徴収のための警察監置に置かれた。

 

 

   (ノДT)