薪を割る | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

太い丸太は火付きが悪いので斧で薪を割ることにした。

 

 

 

 

ストーヴの火は灰が詰まってると燃えにくいから掃除した後、点火材として木っ端や サワラなど火が付きやすい材質の木を細割にした焚付け材にまず火を点けてから最初は細い薪、 それから徐々に太い薪に火が移るよう薪を組んで行く。

 

いちど火が点くと、薪を絶やさないように加えて行けば2日も3日も燃やし続けることができる。

ただ、夜は薪を入れることが出来ないので、太い薪を入れた後、空気取り入れ口を最小に絞って おく。そうすると、炎が出ずに炭火のように赤い熾火がゆっくりと木質を侵食して燃え明け方まで 7時間でも8時間でもほんのりした暖を保つことができる。夜は猫たちのために火を絶やさないけど 薪一本で充分なんです。

空気の取り入れ口を閉じることは、木炭を蒸し焼きにして作るのと同じプロセスがストーヴの内部で 進行して薪から炭となり、炭に火がついて赤く静かに燃えるのだと思う。

ただ3日も掃除せずに置くと、薪を乗せるトレイの空気穴と下の灰受け皿に灰が詰り、薪はくすぶる だけで炎をあげて燃えない。熾火が沢山あればむしろその方が暖かいのだけれど、視覚的には炎が上がった方が暖かく感じるので、昼間は炎が出るよう出来る限り掃除することにしている。明け方にストーヴ内の薪がきれいに燃え尽きてるよう薪の量を加減したつもりでも、朝ストーヴを開けてみると途中で火が消え燃えさしが残ってることがよくある。

薪の太さと残った熾火の熱量との関係とか、薪の材質、乾燥の度合いとか、いろんなパラメターが からんで燃え尽きるか、途中で力尽きて消えてしまうか? になってしまうのだろう。

最後に買った薪は切り口が綺麗で積んで眺めてるぶんには好いのだけれど、燃やすとなると太すぎるし、焚付けからじかに丸太には火が燃え移らない。ストーヴの火が燃えなくてくすぶってる時ほどフラストを感じる時はない。焚付けと丸太の間を段階的に火をリレーしてゆく太さの薪がいるのだ。

なので、太い丸太を選んで斧で割ることにした。

薪として売られてる木材はすでに2~3年乾燥してあるので、柾目の薪なら斧の一振りでパリンと 気持ちよく割れてくれる。最初は力んでたが、やがて力は要らないことがわかり、斧の自重に任せて 振り下ろせばきれいに割れると判った。ただ、狙いをあやまたずに降り降ろすのは、歳のせいもあってそう易しくはない。端に当たったりすることが多くて木っ端ばかり増え、丸太が少し痩せて四角くなるだけってこともしばしば。

めのおが住んでるヨンヌ県はロマンロランが生まれたクラムシイ(Clamecy)や晩年に住んだヴェズレイ(Vezeley)一帯は昔、山で切り倒した木材をヨンヌ川で筏に組んでパリまで運んだ木材の一大産地と供給地だったし、雑木林はこの辺から西のロワール河に至るまでの広大な面積を覆っていて、今でも暖房用や建設用の木材の産地だし、イノシシやシュヴルイユと呼ばれる(ノロ)小型の鹿の棲み処となっている。

木の種類でいえば、ブナ(山毛欅、Hêtre)、ナラ(楢、 Chêne)、ハンノキ(Aulne)、ニレ(楡、orme)、クリ(栗、Chataignier)、カエデ(楓、Erable)、クルミ(胡桃、Noyer)、トネリコ(Frêne)、シラカバ(白樺、Bouleau) など。

節が隠れていたりすると斧による裂け目が止められてしまうし、刃が抜けなくなって手こずる羽目になるが、そうでなくまっすぐな目の薪だと、カランと音を立ててまっぷたつに割れてくれるので気持ちが好い。

昨日は20本ほど割り、ストーヴの横の元暖炉の中に積み上げた。3日分にはなるだろう。

 

 

           (*^o^*)