昨日は隣村のサン・ソヴールで青空市(屋根裏一掃市、 Vide Grenier ヴィッド・グルニエ)があったので暑くならない朝の内(といっても正午過ぎ)に行ってみた。
ヴィッド・グルニエは蚤の市の一種。個人の家の古物、いわばガラクタを並べるので骨董市のように掘り出し物とか美術的価値がある物は期待できない。
気晴らしの散歩しに行ってみた。田舎で他にこれといった催しも無いので。
6月16日に投稿した「コレットの生家」と同じ場所なので、比べて頂くために写真を貼り付けます。
広場に出店したスタンド。
古本屋さんの前にもスタンド。
今まで気が付かなかったけど、この古本屋さんの階段の飾りは鉄板に鼠のイラストが刻んである。
地下室の通気口の塞ぎにもネコをかたどった切り抜きが嵌めてあった。
通りのいちばん外れの医療センターの近くのスタンドでカミサンが前持っていて甥っ子にあげてしまったジャルデイニエール jardinière プランター (窓辺などを花を植えて飾るための長方形の植木鉢)を見つけ、受け皿付きで2組10€とお手頃だったので買った。
午後は、30℃を超える暑さ。森の中の林道をトレーニング。
日曜で走る車などないだろうと予想は外れて、木陰でロバに草をやるお年寄りのご婦人や、散歩するご夫婦と行き違った。
森へ入る手前にある農場で子羊が草を食んでいた。
県道965を横切ってブレノーへ行く林道を途中で折れサン・プリヴェへ近周りしたのが間違いで林は途切れ炎天下の畑の中を走ることになった。
またも抽象画に向く景色。
これは豆(グリーンピース? 枝豆と実の付き方が似てるけどサヤに毛がない)。だがなんという広さだろう。
サン・プリヴェの教会の塔が見えた。
右の牧草地には茶色い牛が全員尻を並べて。
高い位置から見た教会はなかなか幾何学的でモダンなスタイルだ。
湧水のある古い洗濯場で休憩し県道90を取ってサンファルジョーに戻った。
テレビでは総選挙の結果予想が放映されていた。
棄権率史上最高56・6%
議席数の予想(18日午後20時現在):
共和国前進 311
モデム(バイル―率いる中道でマクロン支持) 44
前進と合わせて政権担当するので合計355議席の絶対多数
LR(共和党、保守) 101
社会党 33
FI(メランション率いる急進左派)+ 共産党 19
FN(ル・ペン女史率いる極右) 8
投票日前には前進が400議席を超える圧勝などとマスコミで予想が流れたが、マクロン大統領の政策を審議する国会に過半数を与えて支持しなければならないが専制政治(挙国一致や全体主義)にはしたくない、というフランス人の覚めた感覚が、棄権率を史上最高とし、野党の存在を拡大した。
ある評論家は「マクロン津波にフランス人は訂正を加えた」と評した。
第五共和制は、まず国家元首たる大統領を選び、大統領の行政を支える国会(主に下院)議員を選ぶ、といった上位下達の垂直的政治形態なのだ。
国民の民意を実質的に反映しない制度だと批判はもちろん出ており、マクロン大統領自身「比例代表制」にすると表明している。
しかし、フランス人の自己主張が強い国民性は、民意を現実に近く反映させると国会は細分化され過ぎて法案が通らず国政に収拾がつかなくなってしまう怖れがある。
行政府を監視、チェックする立法府の国会は10分の一の議員で内閣不信任案を提出できるが、クレマンソーなど前例があるように幾たびも政権が倒されて国家の運営ができなくなってしまう。
前オランド・ヴァルス政権の時も不信任案が提出されたが、憲法に規定されている「49・3条」により不信任案を無視して内閣は法案を実行できる、という不思議な、非民主主義的で専制政治を可能にする体制になっている。
マクロン政権も、経済立て直しと雇用回復に緊急を要する「労働法」の改正を国会審議に掛けず「政令 décret デクレ」を使って行うと既に表明している。
通常の民主主義的手続きを使って国会審議していると法案が通るまでに2年もかかり、その間に改正の意識が薄れてしまい国民は何も変わらないじゃないか、と不満を抱くようになるからだ、とコロン内務大臣が昨夜テレビで語っていた。
フランスの選挙権を持たないめのおは外野で傍観するしかないが早く元気を取り戻して欲しいものと願っている。
マクロン大統領も、勝って驕らずこれからが大事な国の運命を背負った勝負に出るのだと政権担当を謙虚に誠実に担って行くと表明している。
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