昨日は用事でパリへでかけました。その帰りにスノードロップの群落を見たのです。
パリで用事といっても、来週土曜から1週間ほど帰郷するので、その間、車を、ヴァンセンヌに住む妹のマンションの駐車場に置かせてもらう依頼に行ったのでした。
昨年、帰郷した時は、空港の長期駐車場を予約して置いたのですが、出入りの暗誦コードは一回だけしか使えず、タクシーストで、空港脇の高速道路で時間に余裕をもって到着しながら、身動き取れなくなり、チェックインに間に合わず、翌日のフライトに乗らねばならなくなりました。
ホテルに泊まるにも、駐車場を一度出れば、2万円近くの前払い料金が消し飛ぶので、空港のシャトルバスで高いホテルに泊まる羽目になりました。
結構な金額のフライト変更料を取られ、帰りはまた雪の積もった広大なパ―キングを荷物を両手で轢き、探し回った苦い経験があるので、こんどは資金的な理由からも、ヴァンセンヌに車を置き電車でドゴール空港まで行くことにしました。
もう一つの用事は、パリで「お豆腐」を買うためです!(笑)。こんな田舎じゃ「おとうふ」を売ってないんです。
一月ほど前から痛み出した奥歯を歯医者に行ったら即座に抜かれてしまい、反対側の差し歯も落ちたので、固いものを食べられず、ここしばらくは「お豆腐」料理にしようと思うからです。
ヴァンセンヌの後、アール・ゼ・メチエの小中華街で昼食をカミサンと久しぶりに一緒にとり、向かいの食品店で豆腐をたくさん買い込みました。
ここの小チャイナタウンは10年ほど前から徐々に形成されましたが、規模が小さいし、イタリー広場やベルヴィルのチャイナタウンのケバケバシさや雑然としたところがなく、こじんまりと落ち着いています。
温州(Wenzhou)の人たちが中心らしく、お豆腐も「温州豆腐」、ソバも柔らか目です。温州レストランは安くて美味しいため、若いフランス人でいつもいっぱいです。
その後、パリを車で移動したのですが、ひどい渋滞で、どこにも寄れず、結局パリを出た午後5時まで車の中にいました。この日は、ラジオ番組が、今日はストのため、通常の番組が放送できません、と録音した曲ばかりを流してました。
演劇人はじめ芸能関係者が、仕事がない期間の失業手当が削減されるのに反対してデモをしたため、パリのルーブルのピラミッド前の広場も、見たことがない渋滞で、30分ほど動きませんでした。
オランド大統領は歴代最低の支持率(20%そこそこ)だし、失業対策も、不景気からの脱出も計れない。効果的な経済政策が打てない。想像力が無い。若者に希望を与えるアイデアもなければ、年寄りや失業者を失望させるばかり。失業者また8千人増えたし、首相のお膝元のナントでは、若者が新空港建設に反対して環境派が始めたデモを極左が暴動に発展させて、個人商店や公共施設が破壊され機動隊と衝突した。
渋滞のパリをやっと抜け出て、フォンテンヌブローまで来ると、道路脇の森の下草が白い花で覆われていました。
スノードロップの群落です。写真は残念ながらカメラを忘れて撮れませんでした。
フランス語では「 Perce Neige 」。Neige は雪。 Percer は貫く、突き破るの意味だから、ずっと「雪割草」のことだと思ってました。
でも、「雪割草」はピンクなど色のついた花で、白じゃないんですね。雪割草はキンポウゲ科で、スノードロップはヒガンバナ科だそうです。面白いことに、スノードロップは日本語で「マツユキ草」とも言うらしいです。「待雪草」。でも、厳冬が終わり、降った雪を押しのけて2月の半ばから3月初めに白い3枚の長い花弁を健気に垂れて咲かせるから、感覚的には「雪割り」草の方がぴったりくるんですよね。
スノードロップはその白い色から、清純、清め、雪と関連付けられた言い伝えが多いようです。
スノードロップを集めて家に持ち帰ると家が「清められる」とか、エデンを追われたアダムとイヴを慰めようとした天使が「雪」をスノードロップの花に変えたなどの伝説があるそうです。



