もちろんワインが飲みたくてってこともありますが。
5ミリ厚くらい、手ごろな大きさに切ったセップを中華鍋にサラダ・オイルで炒めます↓
調味料は、ゲルランド産かノワールムチエ産の、塩田で作った塩だけです。すこし灰色がかってますが味がとても好いんです。
強火で炒めます。10分ほどで、火が通るとこんなに縮んでしまいます↓
さて、ワインですが、ステーキもセップもやや味が濃いので、ブルゴーニュの口当たりの良いワインより、少し濃い目で渋みがあるシノンを選びました。
シノンは、ジャンヌダルクが王太子シャルルと初めて会見した城のある町。
ロワール河がヴィエンヌ河と交わる辺りにある、トウールに近い土地です。
ここのワインは、一般に軽い感じのロワールワインの中では、セッパージュ(ブドウの木の種類)がボルドーと同じカベルネなので、味も口に含むとボデイというか熱い芯を感じます。
同じカベルネで作るロワールワインのブルグイユは、もう少しボルドーに近く渋みがありますが、シノンは「すみれの香り」がすると人はいいます。
グランドワイン(高級銘酒)の中で、お値段はとても手頃です。2010 年は美味しいので割と高いですが、これは10€(1330円)でした。
ステーキにセップを添えて、ごく簡素なお祝いの食卓です↓
カミサンはセップに目が無いので「おいしい」を連発。
Do it yourself でなんでも自分でやる癖のついてるめのおは、「おいしい」の声がワインのこの上ないツマミになります。
このステーキなんですが、フランスの庶民のごく一般的なメニューなんですね。
フランスへ着いたばかりの頃、グルメを想像していためのおは、毎日手の込んだ料理を楽しんでるものとばかり思い込んでいたので失望したのを覚えています。
「ステック・フリット」ステーキにフレンチ・ポテトを添えたもの。庶民が行く大衆レストランはどこもかしこもステック・フリットなのにはびっくりしました。
日本で「ビフテキ」と呼ぶのに慣れてましたが、これ、フランスからの輸入だと思います。フランス人が「Beaf Steak」ビーフ・ステーキを「ビフステック」と訛って呼び、それが日本に伝わって「ビフテキ」になったと思うんですが、いかがでしょう?
70にまた一歩近づいた誕生日も兼ねての、ささやかな祝いでした。
キャッツフードのタレしか舐めない「ちびとら」。
講釈はいいから、早く出してくんにゃいかニャ↓





