植木鉢を買う | 雷神トールのブログ

雷神トールのブログ

トリウム発電について考える


サンタマンの町はウチから森の中の道を10kmほど走ったところにあります。
めのおが住んでる町、サンファルジョーはヨンヌ県ですが、森の中で県境を超え、サンタマン(Saint-Amand en Puisaye )はネヴェール県になります。20年ほど前の辞書で人口1427人と出てますが、今もあまり変わらないと思います。

1960年代まで、この町は陶器を製造してパリへ卸していました。
近くで粘土が採れるんです。その頃まで活躍していた窯、日本の登り窯ほど傾斜はありません。ごく僅か傾斜がついてます。Four couché (横たわった、寝た、平らな、窯)と呼ばれています。

窯が残っている家が、現在でも、細々と自家製の鉢を売ってます。すべてグレと呼ばれる炻器です。

この辺は冬の寒さが厳しく、2年前の冬は零下7~10℃の日が10日も続きました。
素焼きや、素焼きの上に釉薬を掛けた植木鉢は水分が凍結し、膨張して割れてしまいます。岩が風化で壊れるのと同じ原理ですね。

もう、何個も壊わして懲りたので、少し高めですが、凍結に耐え、長く使える、グレの植木鉢がいいと分かり、夏になって、ここが開くのを待っていたのでした。冬の間は、営業してないんです。
入り口わきの昔のままの建屋と薪の山です↓

$フランスの田舎暮らし-まき


入口と看板です↓ 壁の黄色はこの辺で採れる「オーカー」、天然の黄色い土(ピグメント、絵の具の原料)が塗ってあります。

$フランスの田舎暮らし-門


入ってすぐの庭に展示してある鉢。写真の真ん中の臙脂の葉が入ってる鉢を買いました。

$フランスの田舎暮らし-庭


たいていの商品はこうして庭に雨風に晒して並べてあります。

$フランスの田舎暮らし-庭2


グレの鉢類↓

$フランスの田舎暮らし-鉢


こんなオブジェもたくさん置いてあります↓
このミミズクは、屋根のてっぺんに載せ風見鶏代わりの飾りにします。

$フランスの田舎暮らし-ミミズクのオブジェ


食器類が並べてある展示室もあります。別の建物です。その入り口↓

$フランスの田舎暮らし-展示室入り口


中はこんな様子です↓

$フランスの田舎暮らし-展示室1


もう一部屋あります。

$フランスの田舎暮らし-展示室2


サンタマンの周辺一帯はサンソヴールとかラテイイとか陶芸が盛んです。日本の関東地方の「益子」ほどではありませんが、伝統工芸に前衛的意匠を凝らすアーチストがたくさん住んでいます。
「Mashiko」の名前も、この辺の人たちはみんな知っています。

瓦屋根に覆われた古い窯が残っています。正面から見ると↓ 屋根の下がお店になってます。

$フランスの田舎暮らし-窯の正面


裏へまわると窯の中が覗けます↓

$フランスの田舎暮らし-窯の中


入口の壁の土が熱に溶けて釉薬を掛けたようです↓

$フランスの田舎暮らし-融けた壁



現在はこの窯は使われてなく、同じ敷地内の電気炉で焼いているようです。大きな窯↓

$フランスの田舎暮らし-電気釜


小さい方の電気炉↓

$フランスの田舎暮らし-電気炉


屋根の下のお店の軒には、こんな小鳥の餌壺(mangeoire)が吊り下がってました↓

$フランスの田舎暮らし-鳥の餌入れ


小さな植木鉢も幾つか買いました↓

$フランスの田舎暮らし-買う


庭の隅には笹藪もあり、ちょっと東洋的な雰囲気も漂ってます。ここにも餌壺がぶらさがってました↓

$フランスの田舎暮らし-鳥の巣箱


日本の縄文土器の破片がペルーや南洋の島で発見されたというニュースを観ました。縄文人はカヌーで太平洋を横断し、南米へ辿り着いたんだそうです。土器という古い生活用品が壮大な文明史を垣間見せてくれますね。



ペタしてね読者登録してね