一番の困難は、転送ツールが使えなかったこと。
Windowsにはファイル転送ツールが標準装備されているか、いなくても簡単に
ダウンロードして使えるとマイクロソフトのチュートリアルには書いてある。
これを使えば早いし確実、お勧めですと書いてあるので、むろん最初はやってみた。ところが160Goのサイズは大きすぎてできませんとメッセージが出て終わり。転送ツールには自動でファイルが入れられるので選べない。
もう一度やると、今度は、転送先のデイスクをFAT32にフォーマットしてからやってくださいとメッセージが出た。しめしめ、今度はうまくゆきそうだ。
Formatteur 32 というソフトを見つけてダウンロードし、500Goの外付けHDの一部170GoをFAT32にフォーマットしておいて、転送ツールをスタートしたのに、今度もできなかった。
結局は時間がかかっても仕方ないやと諦めて手作業でファイルを移した。
忍耐一筋です。こんなに我慢強かったかなと自分であきれるほど忍耐の連続でした。腰が(ケツが)痛くなった(笑)。
Windows 7 が開けなくなっていたので、まず、HD をボックスから取り外してアダプターにつなぎ物理的にファイル、ホルダーを取り出した。
このアダプターはStorage Device to USB adapter として市販されてます。
この作業に2日かかったかな。
ただ、これではメールなどが取り出せなかった。
2)ソフトを使ってリカバリ
ほかにもPDFで保存した資料やイラストの下描きなどが残してあったから、HDをもういちどパソコンに繋ぎ直し、こんどはウインドウズ上で、ソフトを使い、ファイルとデータをリカバリーした。
ここで使ったソフトはUndelete 360 という無料ソフトで、簡単にダウンロードして使えるから、うっかり大事なメールを削除してしまったとか午前中いっぱいかけて作った書類が消えてしまったとかいった場合でも、あわてず、これを使えばリカバリーできる(筈なのだ)。
あくまで筈!なので、実際は謳われているほど簡単でも、完全でもないから
やっぱり、大事なメールとか書類は普段からバックアップを取っておくのが
用心深いやり方(笑)。
さて、5年間使いっぱなしでバックアップもとってなかったパソコンHDには合計
167,733件のファイルが残っていた。
これは検出するだけで半日はかかる量だ。
検出されたファイルは一覧表示される。
1行に1ファイル。画面1ページ分には30行表示。全部で5591ページ。
1bだけのファイルなんかもあるし何がのこされているのか内容不明なんだが
大部分は宣伝メールだったりメッセージだったりどうでもよいようなデータばかりなんだろう。
玉石混交で、砂や泥の中から貴重なダイヤを見つけるのに偉い苦労が要る。
5600ページもあると、1画面を2秒以内で一瞥するだけ。それでも半日はかかる。半日かかって取り出したいファイルにチェックを入れ、いざリカバリー!とスタートボタンを押した。
なにやらメッセージが出て一覧もろとも全部消えてしまった!!!
件数が多すぎて一回では出来ないってことなのか? それとも時間をかけ過ぎたのか? と、また初めからやり直し。
やり直してよかった。2回目は一覧の順番が変わっていて、欲しいファイルが割にまとまって表示されていた。全体を4回に分け、少しずつリカバリーをしていった。リカバリーの済んだファイルは一覧から消えないが、リカバリーが済んだ最後の行が色が変わって表示されるから、そこから後を続ければ重複が避けられる。
検出したファイルの主な点数を挙げると、
画像。
GIF:11,676点。 JPEG:9010点。
PNG: 3,577点。
(このたびGIFは見捨てた。必要になったらHDから取り出せるから)
ドキュメンツ他。
HTMLDocuments: 14,025点。
PDF Files: 79点。 Word Documents: 109点。
MS Outlook Adress : 1点。
Other Files(その他) : 123,018点。
3) 結果
アウトルックのメールアドレスだけは取り出したかった。フィルターのマークがあるのでこの機能を使って1点だけ探し出そうとしたがうまくゆかなかった。16万7千点から目視で、たった一つのファイルを見つけ出すのは至難のワザ。
画像はほとんどが外付けHDにバックアップを取ってあったので、直近の2~30枚をと思い、リカバリーしてみたのだが、多くは画像としては取り出せなかった。比率でいうと20%くらい画像として取り出せ、あとは文字コードだけだった。
ダウンロードして保存したあったPDF資料もタイトルだけで中身がなかった。
一番のショックは、またしても「文字化け」。これは日本の皆様には関係なく、海外に居住して日本語を使っているめのおみたいな人に固有の問題。
テキストエデイターで日本語で書いた下書きがみんな文字化けしていた。日本語メールも同じ。メールはサーバーにコピーを残す保存法があるらしいのだが、フランスのプロバイダーは信用が置けない(?!)てなこともあって、メモ帳にコピーして保存しておいたのが文字化け。文字コードを変えれば直りますと書いてあってもコードの全部を試したけれど直らなかった。
「文字化け」は、ずっと前から懸案の事項でいまだ解決できない問題。ヨーロッパ製のパソコンは機種依存文字がローマじらしいのだ。ウインドウズ画面上でテキストエデイターで日本語を書く分には問題ないが、こんなふうにハードデスクの奥深くに保存されると機種依存文字に変換されてしまうらしい。
4年前に日本製のノートパソコンを持って帰ったので、これからは日本語テキストは、これを専用機として使おう。
以上、ファイル・リカバリの顛末でした。