ウオーターゾイを作る | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

ベルギーの国境近くの自動車工場に勤務してた頃、最後の一年はカミサンもパリの勤務を定年退職して、ヴァランシエンヌという街のアパートで暮らしました。

週末にブラッセルに遊びに行くと、決まってグランド・プラスからちょっと入った所の確か「シェ・ポール」って名の古いレストランで「ウーターゾイ」を注文したものでした。

パリの南に引っ越してから一年ぐらい後に、またグランドプラスを訪ねましたが「シェ・ポール」は名前が変わってました。でも、
「ウーターゾイ」はちゃんとあって、白ビールと注文しました。

白いクリーム状のスープに漬かってるチキン味の良く沁みた野菜と良く合って逸品なんです。
「ウーターゾイ」はフラマン語で「沸いたお湯」って意味なんだそうですね。「お~い。お湯がワイたゾーイ!」ってわけですな。

レシピはいろいろあるけどなかなか手が込んで時間も掛る。それで、ばさっと端折った簡易ウーターゾイを作ってみました。


フランスの田舎暮らし-材料


材料は、4人前、(二人なので二食分)鶏の腿肉4本、長ネギ4本、ニンジン4本、カブ4個、玉ねぎ中2個、ジャガイモ5~6個、マシュルーム4個、大蒜3切れ、セロリの茎1本、パセリ。クスクスとほとんど変わりませんね。

野菜はクスクスの時よりも、少し小さめに切りました。カブは4つに、ニンジンは2cmくらい。一番下に塩・胡椒した鶏の腿肉を寝かせ、大蒜、玉ねぎ、マシュルーム、ネギの青い部分、カブ、ニンジン、ネギの白いところといった順に入れて行きます↓

フランスの田舎暮らし-仕込み

味付けには、欠かせないブーケ・ガルニです。月桂樹の葉一枚とタイム、パセリ。フランス料理はほとんどこれを使いますね↓


フランスの田舎暮らし-ローリエ

左のワインは料理に入れるわけではなく、シェフが手を動かしながら呑むためのもので~す。

ジャガイモを入れると材料全部が入りました。ほんとうは、ジャガイモは別に水で煮るんだそうです。こっそり、ブイヨンを入れ味付けしました。

野菜がほぼ煮えた頃を見計らって、牛乳(半瓶)とクリーム(12%のライト)ひと瓶を入れ沸騰させないよう温めます。

フランスの田舎暮らし-クリーム

お料理を美味しく作るには手間と暇が掛りますね。鶏の腿肉もほんとなら別に調理して後で入れた方が美味しいのですが、今日は略式で全部いっしょに入れて弱火で30分ほど煮ました。


フランスの田舎暮らし-入れる


すると、ほ~ら、クリームと牛乳がやや煮え過ぎのようです↓


フランスの田舎暮らし-出来た

そんでも、まあ、まあの出来で、相方は「おいしい、オイシイ」と喜んでくれます。


フランスの田舎暮らし-セット


腹ヘッタ! ほんじゃ、いただきま~す!


フランスの田舎暮らし-できた

ワインはもちろん、ブルゴーニュ。「オート・コット・ド・ボーヌ」の2011年。もちろんヴィンテージとか関係ないテーブルワインです。ブルゴーニュ・ワインでもこれは口当たり良くウマいんです。毎日でも気軽に呑める。ちなみに1本700円。

「アタチにはくれないのか!」怒ったチビはジョロの中でご機嫌ナナメ↓


フランスの田舎暮らし-デイナ



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