レントゲン - X線の発見 | 雷神トールのブログ

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レントゲン Wilhelm Conrad Röntgen (1845~1923)は X線を発見したドイツの物理学者↓

フランスの田舎暮らし-れんとげん2

1895年にX線を発見。1901年に第一回ノーベル賞を受賞した。

1894年にヴェルツブルグ大学の学長に選ばれ、圧力を掛ける時の個体や液体の物性変化を研究した。1895年10月から放電管の実験を始め、翌月X線を発見した。11月8日クルックス管を用いて陰極線の研究をしていた最中、レントゲンは机の上の感光紙に暗い線が現れたのに気付いた。

これが「放射線」の存在を人類が初めて確認する貴重な発見へとつながった。
レントゲンはこの放射線を、数学の未知の数を表す「X」を用い、仮の名前として「X線」と命名した。

フランスの田舎暮らし-れんとげん3


レントゲンは科学の発展は万人に寄与すべきであると考え、X線に関し特許等によって個人的に経済的利益を得ようとは一切せず、インフレーションのさなか、癌のため1923年2月10日に逝去した。

今日医療の分野でレントゲン写真はなくてはならないものだし、テロ対策で飛行機搭乗前の手荷物検査(最近は全身をチェックされる)にX線が使われている。