アムウェイ・ジャパンはネットワークビジネス業界のナンバーワン。
日本に上陸したのは1979年で以来倍々ゲームで成長した。
アムウェイはすごい会社だ!若者の間でネットワークビジネスが話題になる時、アムウェイが人気を独占した。どのくらいすごかったかって?
なにせデイストリビューターが百万人もいるんだぜ!!
その(もと?)アムウェイのデイストリビューター
ムラカミ・・・(おっとこれは間違え)ならぬ上野春樹氏の小説に面白く書いてあるので引用させていただく。
「どのくらい超優良かというと、核戦争が起きても絶対に潰れない。人類が滅んでも無くならないといわれるほど優良なのです。」
「いろいろな会社の社長が日本アムウェイ株式会社に『土下座』をしてアムウェイで製品を扱ってくれとお願いしたのですが、『そんなことをしたら世界流通がおかしくなって、アムウェイ以外の会社が潰れてしまう』ということで丁寧にお断りしたということなんだ!!」
なにか褒め殺しをしてるみたいな異様な雰囲気満々の文章なので、事情があるやと、前後をもういちど良く読んでみると、
アムウェイには「アムウェイ信者」や「アムボット」が大勢いるから要注意など穏やかならない言葉が飛び出してくる。
下のグラフ(小さくて恐縮ですが)はアムウェイの年度別推定売上高の成長率を示している。1979年をピークに、1983年にはマイナスに落ち込み、1995年にいったん35%成長を取り戻したものの、以後、年々成長率は下降をだどる一方なのが明瞭。
次に、アムウェイ・ジャパンの売上高、前年比、経常利益の表を見ると、
97年度2034億円、マイナス4%、427億円
98年度1925億円、マイナス5%、272億円
99年度1438億円、マイナス25%、214億円
2001年度1190億円、マイナス17%、不明
この時期、会社はさぞ苦しかっただろうと推察される。
I.Yさんの分析によると
「前年度売上を二桁以上の割合で減少すると、保有している在庫の回転率が減り、財務の圧迫が予想されるので、多くの商品が廃棄処分されたと考えられます。しかも他メーカーに比べて、返品率が非常に高いこと(5%ほど)も在庫の回転率を減らす原因になります。」
アムウェイ・ジャパンは渋谷に目を見張る高層ビルを持つ事でも有名。
ところが、「97年前後に本社ビルや流通センターをつぎつぎと建設したので固定費の比率が非常に高くなった。しかも商業地の不動産価格は下落の一途。つまり含み損が財務を圧迫している。」
「固定費が高いのに、売上がピーク時より半減し、現金収支(キャッシュ・フロー)が大幅に悪化している。99年度に200億円ほどの経常利益を計上しているが、これは過去の遺産を売却した合法の水増し利益と考えられる。」
「このまま、二桁の割合の売上減少が続くと、債務超過に陥ることは目に見えている。」とI.Y.さんは結ぶ。ちなみに2008年度の売上は1083億円だった。

