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トリウム発電について考える

     

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2009年8月16日と20日、ベルリンで行われた世界陸上選手権でウサイン・ボルトが100mを9秒58、200mを19秒19の驚異的な記録をだした。これは自らが前年の北京オリンピックで出した世界新記録の大幅な更新だ。

北京オリンピックでは、ボルトは400mリレーにも世界新を出し、同じ競技会で一人が3つの種目で世界新を出した初めてのケースを作った。1984年にカール・ルイスが2冠王を達成したのを上回る前人未踏の記録だ。


人間には競争心がある。大昔から陸上競技、オリンピックで競いあってきた。
「世界で一番早い男」を決める100m競走もレースがなかったならボルトの記録も達成できなかっただろう。競い合うことで人間は前進する。

田舎暮らしでネットワークビジネス成功-course F1レース、自転車ロードレース、マラソンなど
観るだけで心が躍らされる。野球、サッカー、ラグビーなどスポーツで人間が全力を挙げて闘う姿は感動を呼ぶ。

ところで日本の国技である相撲には番付表というものがある。



私が通った中学校では毎学期、それも2回、中間試験と期末試験の成績順が廊下に張り出された。

9科目の試験の合計点が学年の全生徒の名前と共に張り出された。

私はたいてい3番か2番かトップだったので、それだけ確かめると後は番付には無関心で、勉強とは他の事にとり憑かれたように情熱を傾ける少年たちと遊んだ。

伝書鳩を飼っていた同級生が2人居た。また、アイナメ釣りに凝っていた少年もいた。鉛を溶かして型に流し錘を自分で作り、仕掛けを拵えて日曜の早朝横浜の突堤へ釣りに行くのに情熱を傾けている少年だった。

彼らは成績はぱっとしなかったがとても幸福そうだった。好きなことの話をする時は眼が輝き口調から情熱が伝わってきた。

私はと言えば、焼け跡にトタン葺きの掘立小屋に住んでいたので、貧乏から抜け出したかったし両親を喜ばしたい気持ちもあり、なにより勉強が面白かったので熱心に机に向かった。

新宿の歌舞伎町の歓楽街のすぐ近くに住みながら、家と学校と図書館とを往復し、試験が近付くと自分で作ったガントチャートを見ながら、スケジュールに従って復習をした。

中学では普通男の子はまだ思春期前なので、身体の底から突き上げてくる熱い物に突き動かされて雑念を抱くこともなく、勉強に集中できた。試験はアチーブメント・テストと呼ばれ、3つ回答が準備されている中から正解を選べば良かった。

迷ったら鉛筆をコロがし、番号を選べば良い。試験はゲームみたいなもので、ほかに遊びといったら、めんこかビー玉かベーゴマか馬跳びくらいしかなかった時代だから、勉強は遊び代わりで面白かった。

私は、だからいつも先頭から3番を下ったことがなかった。女の子に持てた。同じ学年の美人揃いの3人娘が、私の顔を窓から覗きに来たこともあった。ハイキングに誘われ、母親に女の子と遊びに行くことを告げるのに心臓が苦しいほど高鳴った。

そうした私に「ガン」を付けにやってきた同級生がいた。成績優秀で「いい気になりやがって」と一発かませてやろうと思ったらしい。私は非暴力完全平和主義者だったから、校舎の裏へ呼び出されてガンづけされても、なんのことかわからないとトボケた顔でいた。

私が、怒りも、手向かいもせず、無反応なのに気抜けしたらしく、やがて彼もきまり悪そうに笑顔で話しかけてきた。彼には成績の事が私以上に気がかりらしいことがなんとなく察しがついた。たいした努力をしなくとも「良いランク」に居た私には本当のところ彼の気持ちが良く解らなかった。

中学からこうした受験体制に乗せられ、楽々とそこに乗っかっていたことは、いちばん大事な高校に入ってから裏目に出ることになり不幸な結果をもたらした。私は落第生になってしまった。それまで無反省に自己満足していた少年期に猛烈な自己嫌悪を覚えた。勉強を悪だとさえ思ったのだから手のつけようがない。

ただ、同じように思春期の悩みを分ちあい傷をなめ合っていた落第生同士、40年経った今でも、友情は消えない。一人は会社経営をしながら仏教の勉強をし頭も剃って得度式を挙げたし、一人は50過ぎてから一級建築士の資格を獲り建築家として活躍している。

学校の成績で人間を評価するやり方には今でも嫌悪を覚えるけれども、スポーツで全力を出し合って闘う姿は好きだ。団体競技ではラグビーがいい。先日オールブラックスと全フランスチーム対抗戦があり、スピードとチームワークと力で優れたニュージーランドが勝ったけれども、昨年のW杯ではフランスがブラックスの速攻を封じて勝った。

企業も独占よりも競合他社と競り合えば品質、価格、デリバリーなど向上するので消費者にとっては競争があった方がいい。