登場人物紹介
くわしくはこちら登場人物紹介
2022年1月
母の入院をきっかけに
認知症の父の介護が始まりました
泊まり込みワンオペ在宅介護と
ショートステイ併用期を経て…
2023年1月
父、特別養護老人ホームに
入所しました
母は今も入院中
母の入院
2023年3月
実家じまい完了
こちらもどうぞ
認知症の父、食事ができず
病院を受診したところ診断は
老衰
前回はコチラ
はじまりはコチラ
付き添ってくれていた職員さんは
お医者様の診断を聞く前に
一旦施設に帰ってしまっていたので
施設に電話しました
入院はできないと診断されたことを伝え
お迎えに来てもらうのを待ちます
お迎えを待つ間
父の様子を見ていると
少しだけ
元気が出てきたようです
点滴を受けたせいなのかな?
目を開ける頻度が上がりました
目を開けても全然焦点は合いませんが
頭をかいたり
マスクを外そうとしたりと
手の動きも活発に
手を握ると意外にも力強く
握手してくれました
不明瞭ですが
言葉も発するようになりました
しかし
入れ歯が入っていないのもあって
何を言ってるのか
全然わからない

根気よく聞き取り続け
わたしの灰色の脳細胞を
活発に働かせた結果
父が病院のロビーを
駅だと思っていることが
何となくわかりました
そして
「この電車は東に行くのか?
西に行くのか?」
なに、その質問
正解がわからない
東にも西にも行かないよ〜
とりあえず
「東」と答えてみたら
納得したみたいでした
父の中で東行きの電車は
どこへ向かうんだろう
まさか天国?
まだ行かないでほしいな