登場人物紹介
2022年1月
母の入院をきっかけに
40代にして認知症の父の
介護をすることになりました
2023年現在
母は今も入院中
くわしく知りたい方はこちらもどうぞ
父は
施設(特養)に入ってから
認知症が進んだように思います
なのに
入所して最初の
要介護認定(更新)で
「要介護2」
と判定を受けた時は
「なにいってんの」
と思いましたよね、心から
特養の入所要件は要介護3なのでかなり焦った
まあ、過ぎた話なので
それは置いといて
父は
骨折して
車いす生活になって
歩けなくなったせいもあるけど
急に立ったりしないように
お薬を飲んでるのもあるけど
それより前から
認知症が進んだなと
感じます
実家にいた時は
目に入るもの全てが
父のかすかな記憶を
繰り返し刺激したけれど
施設での暮らしには
それがないから
施設に入っていなかったら
どうなっていたかなと
考えることがあります
でも
あのタイミングで
入らなかったら
きっと何年も入ることができなくて
すごく疲弊したと思う
それに
父が実家で暮らし続けていたとしても
認知症は
必ず進行します
徘徊して戻れなくなる日も来る
排泄の失敗も増える
できなくなることが
どんどん増える
つまり
介護の手間が
どんどん増える
よくなることは
ないのです
楽になることは
ないのです
負担が増え続けたら
父のことを
嫌いになっちゃったかもしれない
嫌いになる前に
憎む前に
施設に預けられたことは
本当によかった
わたしは決意しました
無理して親の介護に
生活の全てを傾けるより
自分の暮らしを
そして
自分の家族との暮らしを
充実させることが
わたしにとっての
親孝行です
暮らし
充実させます
