父が特養に入所して3ヶ月。

特養から電話がありました。

 

 

介護保険の要介護認定の更新時期なので、特養の方が手続きを進めてくれていたそうです。

 

その結果、要介護2になったとのこと。

 

これはヤバい。

 

要介護度が軽くなるのは改善しているということなのでよいことではあるのですが、特養の入所要件は要介護3。

 

要介護3から要介護2になってしまったら、入所要件を満たさなくなってしまう。

 

いられなくなっちゃうの?

 

 

特養の職員さんのお話によると、要介護2になったからと言って直ちに出ていかなくてはいけないわけではないらしい。

 

要介護3から2になった場合でも、家で介護するのがむずかしい事情がある場合は、引き続き入所可能とのこと。ただ、自治体によって異なるので確認が必要らしいです。(自治体とは介護保険の保険者となっている自治体で、父の場合は実家のあったところ。特養の所在地ではない)

 

ひー。

無理です。

 

わたしが父のお世話をしていた時、父を好き放題外出させられたのは父が50年暮らした実家だったから。父は一人で出かけても帰ってこれました。

わたしたち夫婦の家に引き取るとしたら、父は玄関から一歩出ただけで迷うどころか、トイレに行くにも迷うに違いありません。一人で留守番もさせられません。つきっきりでいないと。

 

実家を退去した矢先に、と思いましたが、ショートステイを利用しながら実家と自宅の二重生活を再びやるのももう無理です。

 

 

内心うろたえるわたしに特養の職員さんが言いました。

「要介護度の認定に納得がいかない時は、再審査を依頼できるので、まずは再審査を依頼するということでよろしいですか?」

「お願いします(即答)」

 

これで要介護度が変わる保証もないけど、まずは再審査してもらおう。

 

再審査には一ヶ月ほどかかるので、4月分の請求にも遅れが出るとのこと。

 

 

特養に入ると要介護度が軽くなることもあると聞いてはいたけれど、まさか父がそうなるとは思いませんでした。面会にいくと、状況把握や記憶が悪くなっているようにも感じたから。

 

まずは再審査。

頼む!