認知症で車いす使用の父との
ワクワク
病院受診ミッション
「おしりが痛い」と言い出したものの
わたしの無意識のグーパーに気が逸れた父
じっと手を見る…
おしりが痛いのは忘れたか?
気を逸らすことができて一安心
と思ったら
いやいやいや
嘘でしょ
さっき初めて手の存在に気づきました
ぐらいの勢いだったじゃん
そんな心のうちはおくびにも出さず
「手が痛いの?困ったね」
と父の手をそっと握るなどしました
「ここは病院だから後で診てもらおうね」
と言うと
父は安心したようで
再び目を閉じました
(診てもらうことにはならないと思うけど)
それにしても
「手の方が痛い」
と言うことは
直前の発言
「おしりが痛い」を
記憶しての発言だと思います
物忘れがだいぶ進んだ父ですが
それくらいの記憶の維持は
まだできるんだなあ
などと変なところで
感心してしまいました
