特養にいる父に会いに行きました。
前回はこちら↓
顔認証されず、文字で娘と認識してもらいました。
さて、9月は父の誕生月なのでお祝いをしたいと思っておりました。
昨年はささやかながらお誕生日会をしました。飾り付けをしたり、コージーコーナーのケーキを食べたりしました。
とはいえ、飲食物の差し入れは禁止されております。
骨折後、車いすになっていて失禁しがちな父を家に連れてくるのも無理です。
考えた末に、写真付きのメッセージカードを贈ることにしました。
前に一緒に撮った写真にメッセージを添えました。
「お父さん。9月◯日は、お父さんの誕生日でしょう。お祝いのメッセージを持ってきたよ」
そう言って渡すと、父はカードを手に持ってじーっと見つめました。
相変わらずぼーっとしています。
そして、
「おれは93歳になったのか。あと7年生きたら100歳だ」
と言いました。
娘「100歳まで生きたら、みんなにお祝いしてもらえるね」
父「そうだ」
娘「100歳まで生きたら、きんさんぎんさんみたいにテレビに出られるかもね」
父「そうだ」
父がきんさんぎんさんを記憶しているかは怪しいところですが、元気に相槌を打ってくれました。
きんさんぎんさん懐かしいですね
この日は、父に見せようと他にも持ってきたものがありました。