認知症の父(要介護3)が特養にいます。

転倒により大腿骨頸部を骨折して入院、手術をしましたが、10日で退院し特養に戻りました。

 

退院してから一度面会しに行きましたが、その時は車椅子から立ち上がろうとして焦りました。

 

 

薬が投与されたとか、失禁があると聞いたのでいまはどんな様子でしょうか。

 

特養から補充を依頼された着替えも届けたいので特養へ。

 

 

 

父の居住フロアに行って職員さんに尋ねると、父は足が痛むので居室で休んでいるとのこと。

 

職員さんが父の居室に入る前に照明をつけると父は、

「まぶしいです〜。電気消してくださーい」

と言いました。

 

不満を抱いても乱暴な物言いをしないので、父は愛嬌があります。

 

 

居室に入り、

「お父さん、(娘)ちゃんが来たよ」

と声を掛けると、父は目を見開き、

「(娘)ちゃん?(娘)ちゃんが来たの!ほお、それは嬉しいねえ。3日か4日くらい泊まっていくんだろう?」

などと言います。(泊まりません)

 

「あんたが来るなんてとても信じられないよ。ああ、嬉しいねえ」

と眠そうな目をしながらも嬉しい嬉しいと言ってくれます。

 

娘「来るとは思ってなかったの?」

父「来るとは思ってなかったよ。だって、ここに来たのは全くの偶然だろう?」

 

入院中は1〜2日おきで会いに行ったし、退院してから会うのも1週間ぶり2度目なのですが、すっかり忘れられています。

 

会うたびに父は「久しぶりだね、10年ぶりじゃないか?」などと新鮮に感動してくれるので、それはそれでいいかな。