地域包括支援センターに「物忘れ外来を受診して、主治医意見書を書いてもらえることになった」と伝えて、介護保険サービスの申請手続きを進めてもらうことになりました。
市役所から電話が掛かってきて、訪問調査の日程を調整しました。
そして、今日がいよいよ訪問調査の日。
事前にネットで調べたところ、74項目も質問されるので予習しておいた方がいいようです。
参考になったのはこのサイト。
https://sumai.panasonic.jp/agefree/qanda/answer-3-05.html
上記サイトにリンクの貼ってあった厚生労働省のテキストは、本当に参考になりました。
厚生労働省 認定調査員テキスト2009改訂版
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000077237.pdf
下記について、細かく聞かれます。
- 身体機能・起居動作
- 生活機能
- 認知機能
- 精神・行動障害
- 社会生活への適応
調査員の方が、父に向かってこれから質問をすること、答えにくいこともあるだろうけど答えてほしいというようなことを説明してしました。
父は一生懸命聞いていましたが、途中から集中できなくなっているのが側で見てわかりました。
最初は名前や生年月日の確認。
年齢を聞かれると「何歳だったかな?」とわたしに聞いてくる。(教えないよ)
その後、「91歳」と正しく答えました。
調査員の人が来る前は「79歳」と言ってたのに。
家族構成を聞かれると「家内と二人です」とわたしを指し示す。
(これは後で調査員の方が気にして「娘さんを奥さんと思ってるように見えたのですが」と確認してました。ちゃんと見てますね)
季節を問われて「春」と答えましたが、調査員の方が「春、でいいですか?」と確認するので「ファイナルアンサー?」とみのもんたに確認されたかのごとく父は不安になってしまい「春、春だよな?」とわたしに確認をしました。(教えないよ)
頻繁に「今は火の用心の季節だよな?」と聞いてくることがあったので、実際は季節を把握していないと思われることを後で補足しておきました。
(団地内で「火の用心」と言いながら拍子木を叩いての夜回りを12月にしている)

父は足腰丈夫なので、身体機能については問題ないと思っていたのですが、かなり細かく調べられました。
実際に身体を動かして腕の可動域を調べたり、手をグーパーしたり、手を広げて指がきちんと伸びるか確認したり。曲がったまま伸びない指があったのですが、そんなの知らなかったよ。
部屋の中を歩いたり、椅子に座って足を上げたりもしました。
聞かれて迷ったのが「寝た状態から起きる時、手をついて起きますか?」という質問。
自分で起きてるなあという認識しかなかった。
「腹筋だけで起きてないですよね?」
と言われて、それはそうだよなと思い「はい」と答えました。
実際の身体を動かす確認などが終わると、父は座椅子にもたれてぼんやりして最終的に寝てしまったので、残りはほとんどわたしが回答しました。