痛風男の痛風生活

痛風男の痛風生活

痛風患者です。痛風生活の日々をつづります。

私は55歳独身男性です。私は29歳のとき、痛風を発症し、それ以来、26年間、人生のおよそ半分を、この痛風という悪魔とつきあってきました。

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改めて、初めまして。


私は55歳独身男性。
29歳のときに痛風を発症した痛風患者です。

しかし、私は生まれたときから痛風患者だったわけではありません(当たり前ニヤリ)。

私がなぜ痛風になってしまったのか、その原因を振り返ってみると、明らかに食生活に問題がありました。つまり、食べすぎ、大食い、過食、暴飲暴食が痛風になった大きな原因だったと思います。それとともに、運動不足も大きな原因だったでしょう。

なんせ、私は大の大食いで、普通の人間の3倍ぐらい食べていました。
身体は比較的、健康で、病気は風邪になったぐらいです。

また、大の運動嫌いで、体を動かしたり、歩くのが大嫌い。家から10m先の自動販売機に大好きな缶コーヒーを買いに行くにも自転車で行っていました。そして、家でゴロゴロ寝転がっているのが大好きでした。

そして私の普段の食生活は一日三食は人の三倍食べ、さらに、テーブルの上にはお菓子と菓子パンが山盛り。そして部屋の中に寝転がりながら、そのお菓子と菓子パンを食べながら、一日中テレビを見たり、本やマンガを読んだりしていました。それはインターネットがまだ普及していなかったころのことだったので、今なら一日中、You Tube動画を見ていることでしょう。

さて、こんな怠惰な生活を送っていた私はさぞかし、ものすごいデブだっただろう、と思うかもしれませんが、あにはからんや、実は、若いころの私はとてもスリムで、どんなに食べても太らなかったのです。それに運動はまったくダメだったんだろうと思うかもしれませんが、私は中学校のときは、陸上部で、けっこう走るのが速かったのです。歩くのはキライですが、走るのは好きだったのです。中学校のときは、陸上部だったので、徹底的に走り込みをやっていました。

だから、十代、二十代の若いころの私はとてもやせていて、健康だったので、「腹八分目」ということを完全にバカにしていました。

「オレはどんなに食べて、運動もまったくしなくても、全然太らないし、病気にもならない。何が腹八分目だ。アホらしい」と思っていました。そう確かに、この考えは、そのときの私にとっては正しかったでしょう。29歳の夏の地獄の痛風発作が起こらなければ。痛風発作が起こらなければ、おそらく私は一生そういう食生活を送っていたことでしょう。

十代、二十代のころの私にもいろいろ悩みや苦しみはありましたが、風邪を時々ひくぐらいで、少なくとも身体は健康でした。そして、その健康は当然一生、続くものだと思っていました。しかし、「ああ、無常」。まさか、その私がこんな大病にかかってしまうとは。まさに、人生は無常であり、何が起こるか分かりません。

私はプロフィールにも書いたように、29歳の夏にいきなり痛風発作の激痛を味わい、それ以来、痛風発作の地獄の激痛を何度も何度も味わってきました。その結果、私の手足には、痛風結節というコブができてしまいました。この痛風結節というコブは私の身体から一生取れることはないでしょう。

さて、今の私が十代、二十代のころの私に言うなら、

「そんな暴飲暴食をやめて、腹八分目の少食にしなさい。そんな生活を続けていると、将来とんでもないことになる。今に地獄の苦痛を味わうことになるぞ」と警告することでしょう。

といっても、当時の若い健康な私はそんな言葉には耳を貸さなかったかもしれません。
ジジイのたわごとぐらいにしか思わないかもしれません。

まことに、無知と傲慢は恐ろしいものです。

「風が吹いても痛い」と言われる痛風。
当の痛風患者である私からすると、
「風が吹かなくても十分痛い」と思いますが(苦笑)。

痛風は、尿酸が身体の中にたまり、その尿酸が関節の中で固まり、
結晶になるために、激しい痛みを伴う関節炎(痛風発作)を引き起こす疾患です。

現代では、よい薬も開発されているので、正しい治療を受ければ、
通常人と同じ生活が送れます。

しかし、治療をしないでいると、激しい痛みを伴う痛風発作を
繰り返したり、体のいたるところに小さなコブ(痛風結節)ができたり、
腎臓が悪くなり、最悪、人工透析となる可能性のあるこわい病気です。

痛風発作は足の親指の付け根に起こることが多いです。
ある日、突然発症し、足の親指の付け根がまっかにはれ上がり、
歩くことができないほどの激痛が起こります。

その激痛は10日ほどで跡形もなく、なくなるのが特徴です。

そこで、初めて痛風発作を起こした痛風患者は
「治った」と勘違いしてしまいます。

そこでまた、以前のような大食い、暴飲暴食を繰り返すと、
また、あのすさまじい激痛を伴う痛風発作を味わうというわけです。

私もまさにそうでして、初めての痛風発作を味わったあと、
薬をもらって、しばらく家で寝ていると、足が痛くもかゆくもなくなったので、
また、以前の大食い、ドカ食いに戻ってしまいました。

するとどうなるか。

当然、ふたたび、痛風発作を起こして病院に駆け込みました。
まさに、「のど元過ぎると熱さ忘れる」ですね。

今はこりて、少食にしています。

あくまで私の場合ですが、痛風にはリンゴ酢が効くみたいです。

リンゴ酢を飲むようになって、痛風発作が起きなくなりました。

また、痛風の痛みも少なくなりました。

少なくとも痛風特有のすさまじい痛みは感じなくなりました。

 

とにかく、リンゴ酢は利尿作用が半端なく、尿がバンバン出ます。

痛風の原因になる尿酸は尿からしか排泄されないので、

尿がたくさん出ることは大切なことです。

 

飲み方は簡単。

500mlのミネラルウォーターに数滴リンゴ酢をたらし、

よく振って、あとはゴクゴク飲むだけです。

一日一本、このリンゴ酢ミネラルウォーターを飲むだけです。

 

このリンゴ酢ミネラルウォーターを飲むようになって、

痛風の痛みが起こらない、あるいは、軽くなりました、

少なくとも、以前のようなすさまじい痛風の痛みはなくなりました。

 

これはあくまで、私の場合なので、すべての痛風患者に効くかは分かりませんが、

少なくとも私の場合は、リンゴ酢は効きます。

リンゴ酢には、ダイエット効果もあるようなので、興味のある方はお試しください。

 

あと、最近の私が痛風発作を起こさないために心がけていることを以下に書きます。

 

1,腹八分目を心がける。

 

これは王道ですね。いつの時代も真理です。

病気になりたくない人は腹八分目を心がけるべきです。

そもそも私が痛風になったのも暴飲暴食、大食いの習慣があったからだと思います。

私が腹八分目の少食を守っていたら、決して痛風にはなっていなかったでしょう。

 

2.一日にミネラルウォーター、あるいは、緑茶を2リットル飲む。

 

前にも書きましたが、尿酸は尿からしか排泄されないため、

尿をよりたくさん排泄するためです。

糖尿病予防にもなります。

緑茶は伊右衛門2リットルのペットボトルを、毎日、一本飲んでいます。

また、リンゴ酢ミネラルウォーター以外にミネラルウォーターも一日中、

少しずつ飲んでいます。

 

3.糖質の高い炭水化物摂取を控え、なるべく糖質制限の食事をする

 

なるべく糖質の低い食品を選んで食べるようにしています。

糖質は炭水化物から食物繊維を引いたものですが、

炭水化物のほとんどは糖質なので、なるべく炭水化物の量が

少ないものを食べるようにしています。

(例、わかめ、納豆、お揚げ、豆腐、チーズ、大豆、サバの水煮缶など)

 

以前はおなか一杯食べていた炭水化物、例えば、ごはん、パン、お菓子、ソバ、

うどん、ラーメン、パスタ(とくにペペロンチーノが大好物だった)

などはほとんど食べなくなりました。

 

 

 

 

 

7年前に書いた痛風日記を紹介しましたが、当時と今が違うのは、

当時は足が痛くなることが多かったのですが、今は手が痛くなることが多いということです。

 

左手が痛むと次は右手が痛くなり、右手が痛むと次は左手という感じで、

右手と左手が交互に痛みます。

右手と左手が同時に痛むということはありません。

 

そして両手に痛風結節という小さなコブができてしまいました。

もちろん、両足の親指のつま先にも痛風結節というコブがあります。

 

2011年6月15日 痛風の痛みはない

 

痛風の痛みはなくなり、今は完全に以前のように普通に歩けるようになった。ただ、いつまた痛風発作が起こるかわからない。安心はできない。ちょっと今日食べ過ぎて、脚に軽い痛みがあったが、痛風の薬を飲むとおさまった。ちょっと食べ過ぎると、すぐ足が痛くなってくるので、たまらない。しかし、今は痛風の痛みのない快適な生活を楽しんでいる。本当にありがたいことだ。

2011年6月10日 ようやく痛風の痛みがなくなり、普通に歩けるようになった

 

ようやく痛風の痛みがなくなった。そして普通に歩けるようになった。ようやくびっこをひかずに普通に歩けるようになった。そして痛風の痛みもなくなった。これは大変にありがたいことだ。普通に立って歩けることがありがたいことだとは、ほとんどの人間は思わないだろう。

 

しかし、痛風発作が起こると、立って歩けなくなる私には立って歩けることがどれだけありがたいことか、よく分かる。それだけが、私のような痛風患者にとって、痛風のいいところだといえるだろう。しかし、もちろん、痛風にならないにこしたことはないのだが。

2011年6月9日 ようやく痛みがなくなった

 

しかし、まだ歩くと少し痛みがある。だが、いつも痛風発作が終わると思うのだが、痛風発作の時は関節が破壊されてしまったというくらいすさまじい痛みなのに、痛風発作がおさまり、痛みがなくなると、また普通に歩けるようになるのである。これがいつも不思議だ。あのぐらい痛いともう二度と歩けないのではないかと怖くなるが、痛風発作がなくなると、また前のように歩けるのである。もうほとんど痛みはなくなった。あと数日で完全に前のように普通に歩けるようになるだろう。

2011年06月07日 まだ、痛い

 

おかしい。まだ、痛い。痛風発作が始まって2週間だが、まだ痛くてびっこをひいて歩いている。しかし、じっとしていれば痛みはないし、かなり楽にはなっているのだが、まだ完全に痛みがなくなっているわけではない。いつまで痛いのだろうか。たまったものではない。

2011年6月5日 ほとんど痛みがなくなった

 

助かった。あの地獄の痛みから、ようやく解放された。しかし、まだ、歩くと痛くて、多少、びっこをひいて歩いている。あと数日で、完全に痛みはなくなり、通常に戻るだろう。

2011年6月4日 ようやく痛みがおさまった

 

きのうはかなり痛んだが、今は痛みはほとんどない。しかし、油断は禁物。もう数日、また発作が起きないか、様子を見る必要がある。とりあえず、今はほっとしている。約10日ぶりに痛風の痛みのないありがたさを味わっている。