上海生活④
【中国と韓国と日本】どれも北アジアに属する国です。やはり、随所で文化の共通性を感じます。やはり代表的なのが、言語。これは本当におもしろいです。中国語教室に通いながら、フラットメイトからたまに韓国語も教わっているのですが、その中でたくさんの発見をします。○音[中-韓--日]くらいの距離感で、単語/発音が似ている!もちろん文字を共有している点で中国語と日本語の類似は明白ではありますが、音でいうと、中国語と韓国語の方が似ています。たとえば、、、(「■」:中-韓-日)「中」:チョン-ジュン-チュウ「韓」:ハン-ハン-カン「日」:リー-イル-ニチ「国」:グオ-グッ-コク「花」:ホワ-ファ-カ漢字のために一見日中の方が共通点があるように思いがちですが、実はこういう傾向があるようです。次に、韓日について。韓国語と日本語で似ている単語:「かばん-カバン」、「たらい-タライ」、「冷蔵庫-レンチョンコ」、「いっぱい-イッパイ」、「番号-バンホ」、「住所-ジューソ」などなど。挙げはじめたらキリがないくらいです。「いっぱい」に関してはびっくりでしたが、「一杯」と漢字があることを考えるとなるほどですね。本当に似ているところが多くて、福岡の人はなんとなく韓国語が分かるっていう噂がありますが、まんざらウソじゃないんじゃないかと思うくらいです(笑)。次に、意外な中国由来の日本語。普段思ってもみないような語で以外と中国由来なんじゃないかと思われる語もいくつかあります。-So so:【日】まぁまぁ、【中】马马虎虎(mamahuhu, マーマーフーフー)確証はありませんが、かなりの確率で同じ由来なんじゃないかとふんでいます。-Cute:【日】かわいい、【中】可爱(ke ai, ク アイ)日本語でも「可愛い」と書きますから、これはまちがいないでしょう。○言語による世界観?基本的に共通語は英語なので英語で話すわけですが、やはり不思議とアジア圏(とくに北アジア圏)同士では意思疎通が簡単です。言語系統が近いあるいは言語の世界観が似ているため表現方法が共通しているのか、同じ英語でも他の地域の人々が使う言い回しよりもわかりやすいなと思うのが今の印象です。単純に英語のレベルの問題もあると思いますが、多かれ少なかれそれぞれご近所同士だとわかりやすいんじゃないかと思います。興味深いですね。以上、素人のうんちく。