いまの仕事も採用されてから一ヶ月がすぎて、すっかりとまではいかなくても、そこそこ馴れてきた。僕の仕事は、不本意ながら文庫や新書ではなく、コミックス(少女漫画含む…)やライトノベル、攻略本、それからERO本の管理・発注であります。僕はここでしかつめらしい顔して漫画の感想なんかやってるけど、じつのところ漫画のことなんかなんにも知りません。読んでいる雑誌も、コンビニをやめてからはスピリッツとチャンピオンだけになり(もともと雑誌を買ったりするほどでもなかった)、大学生のときに読んでいたヤンマガとか、どうなったかなーとおもいつつ、じつはぜんぜん気にしていなかったりします。
それでもまあ、好きな漫画がいくつかあるということはまちがいなくて、発注もやるので、当然そういった漫画の売れ行きは気になるものであります。まあ、結論からいうと、ウシジマ以外は全滅ですね…。そのウシジマにしたところで、その売れ方は並以下であって、なんだろうなーとおもいます。ああ、GANTZは別格ですかね。あれはよく売れてる。
「各巻1冊ずつくらいで置いておいてもいいだろう」程度のものは、僕の好きな作品では、ジャガーや田中、バキといったあたりでしょうか。といってもマサルはおいてないし、田中も上京から、バキも「範馬刃牙」以降で、完全版の新しいものがあるくらい。べつに僕のさじ加減ひとつ、好きに入荷したって構わないわけだけど、売れ行きを見たあとにそんな勇気は出てこない…。施川ユウキなどはイライラしてくるほど売れない。なんでわからないかなぁ…。POPつくったりしても、失敗する予感がすごいするYO。
客層を見ると、近所に中学校や高校がいっぱいあるので、少年誌の漫画は回転がはやいです。チャンピオンのヤンキー漫画もよく売れてる。しかしよくよく注意して見回してみると、同世代の客は、子供やお年寄りに比べたら少ない気がする。いたとしてもA系のひとで、そういう漫画は正直言って僕はよく知らない。
そしてもし「僕の好きな漫画」の不振が、この店固有の客層に起因するのだとしたら、僕は知らず知らず「じぶんの世代の、同類が好んで読むもの」を選別して読んでいたことになる。これはよくないな…。
まあ小説で手一杯だってのは大きいけど。
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