本来は食い食われ、ただ生きる、ただ存在して、時間のなかをすすむものであったのに、そこに言葉が与えられたために、目的をこしらえなければならなくなり、やがて「ただ生きる」ということが信じられなくなった。意味(言葉)のない行為というものが、理解できなくなった。そしてのび太みたいに、「なんで勉強しなきゃならないの?」「なんで好きでもないのに毎日働かなきゃならないの?」という問いをするものには、軽蔑するか、「将来のためだ」とか「食っていくためだ」とかいう一般論を口にするしかなくなってしまった。そういうことなのかなぁ…。
「進化」は目的ではなく、ここで唯一絶対的なものは時間で、そこでただ生きるさいに生じるなにか補完的なものなのか…。