スポーツの強豪に変貌した國學院大學にOBが思うこと | 尾林衡史のクイズブログ

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2月25日に開催された大阪マラソンで、國學院大學3年の平林清澄(ひらばやし・きよと)選手が初マラソン&学生の日本記録を更新する2時間6分16秒で優勝しました。

 

國學院大學は現在、陸上長距離は箱根駅伝でシード入りの常連、さらに近い将来は優勝を狙える位置にいます。

 

また、陸上のみならず、野球部も近年は東都大学野球1部リーグの強豪として知られ、昨年は武内夏暉投手がドラフト1位で3球団競合の末に埼玉西武ライオンズに入団、さらに、2024年は横浜高校で甲子園に出場し高校日本代表にも選ばれた緒方漣選手が入学するなど、甲子園で活躍した選手が選ぶ大学になっています。

 

私は國學院大學OBですが、私の在籍していたことは野球部は2部が常連(2季だけ1部にいたことはありますが、その時は2季連続最下位でした)、陸上部は箱根は夢のまた夢という状況だったことを思うと隔世の感があります。

 

2000年ごろからスポーツに力を入れ始めましたが、大きな要因は2009年に「人間開発学部」という学部が設置され、その中で「健康体育学部」という実質的な体育系の学科ができたことと思われます。

これにより、体育系特に将来体育教師や高校スポーツの指導者を目指す選手が集めやすくなったことが非常に大きいようです。

 

その一方で、平林選手は経済学部に在籍しており、必ずしも人間開発学部の選手だけではなく、他の学部で勉強しながら部活に注力することも可能です。

 

國學院大學は、キャンパスが渋谷(人間開発学部以外)とたまプラーザ(主に人間開発学部)の2か所でいずれも田園都市線沿線、そして野球部のグラウンドおよび寮はたまプラーザキャンパス内に、陸上部は両キャンパス内の間の二子新地にあり、いずれも文武両道に適した環境であることが大きいと思われます。

 

ただ、個人的には國學院大學はやはり「文学部」の大学であり、文学部からもスター選手が誕生することを願います。

 

クイズは「國學院大學出身の野球および陸上選手」です。

 

 

【問題】

1 國學院大學野球部時代には3年生で主将を務めていた、プロ入り後は2012年から17年にかけて日本プロ野球選手会会長も務めた元プロ野球選手はは誰でしょう?

 

2 國學院大學出身の東京ヤクルト・清水昇投手が2021年に記録した、シーズンホールド数の日本記録はいくつでしょう?

 

3 2011年の箱根駅伝で、1年生ながら10区をつとめるもラストの交差点で直進すべきところ中継車につられて右折しようとし、その交差点の愛称に名前がつけられた人物は誰でしょう?

 

4 國學院大學陸上競技部の前田康弘監督の、出身大学はどこでしょう?

 

 

【解答】

 

1 嶋基宏

 

2 50ホールド

 

3 寺田夏生(てらだ・夏樹)…コースに戻った時点では11位でしたが、最後に城西大学をかわして10位でシード権を確保しました。

 

4 駒澤大学