燕のレジェンド!青木宣親選手のブレイクのきっかけは「1通の年賀状?」 | 尾林衡史のクイズブログ

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2024年最初のオープン戦となった2月24日の阪神戦で、青木宣親選手は2番ライトで先発出場し最初の打席で安打を記録、続く2回表の守備では安打性の打球をダイビングキャッチでアウトにするなど、衰えしらずの活躍をみせました。

 

 

 

青木選手は2003年ドラフト4巡目で早稲田大学からヤクルトに入団、ちなみにこの時の早稲田大学は鳥谷敬選手(阪神自由獲得枠)、比嘉寿光選手(広島3巡目)、由田慎太郎選手(オリックス8巡目)も指名されています。

 

1年目の2004年は10試合の出場にとどまるも、翌2005年、前年オフにFA宣言した稲葉篤紀選手が日本ハムに移籍したことに伴い開幕からレギュラーに定着すると、史上2人目の200安打となる202安打、打率3割4分4厘を記録し、首位打者、最多安打のタイトルを獲得し、併せて新人王も受賞します。

 

 

この時のレギュラー定着は、もちろん青木選手自身の努力によるものですが、きっかけとして若松勉監督に送った年賀状ともされます。

その時の年賀状には「必ずチームに貢献します。今年も宜しくお願いします」と書かれており、青木選手からすれば直訴状ともいえる内容だったと思われます。

 

 

 

 

青木選手の強い意志を感じ抜擢した若松監督と、それに応えた青木選手の強さを物語るエピソードですが、若松監督はその後、この時の年賀状を常に持ち歩いていることを公表しています。

 

その理由を「青木のような選手が現れてほしい」と思い出すためと語っており、今でも強い師弟愛を感じます。

 

2024年のスワローズの外野枠は、塩見選手とサンタナ選手が確定、のこる1枠を若手の濱田選手、丸山選手、並木選手、澤井選手、さらにベテランの山崎選手、移籍の西川選手がひしめいており大激戦ですが、それでもここぞという場面では青木選手が必要と思います。

 

まだまだ、活躍してくれることを願います。

 

クイズに参ります。テーマは「青木宣親選手」です。

 

【問題】

1 一軍打撃コーチの2005年に青木宣親選手を指導した人物で、後に山田哲人選手、村上宗隆選手も指導し、名伯楽と言われる人物は誰でしょう?

 

2 青木宣親選手がシーズン200安打を達成したのは2005年と何年でしょう?

 

3 青木宣親選手が2006年8月19日に1試合のみ守った内野のポジションはどこでしょう?

 

【解答】

1 杉村繁…2024年も1軍打撃コーチを務めます。

 

2 2010年…ただし、この年の最多安打はマートン選手(阪神)でした。

 

3 セカンド