記憶よりも記録に残る?「メモリアル男」こと広永益隆とは!? | 尾林衡史のクイズブログ

尾林衡史のクイズブログ

クイズ作家の仕事を行っております。
こちらでは趣味のプロ野球とクイズを主にアップしてまいります。

プロ野球ではよく、「記録よりも記憶に残る」と呼ばれる選手がいますが、今回はその反対で「記憶は地味であるもの、唯一無二の記録」を持つ選手を取り上げます。

 

広永益隆選手は1985年ドラフト3位で南海ホークスに指名され入団します。

3年間はファーム暮らしがつづきましたが、親会社がダイエーに変わり福岡ダイエーホークスとなった1989年4月8日のプロ初打席で代打で登場すると、「プロ初打席本塁打」を記録しますが、同時にこれが

①ダイエー球団初本塁打

②パ・リーグ平成第1号本塁打

でした。

 

翌1990年9月6日には

③プロ野球通算6万号本塁打

 

そして1992年6月6日には

④パ・リーグ通算3万号本塁打

さらには同年10月10日に

⑤平和台球場最後の本塁打

 

と立て続けにメモリアル本塁打を記録します。

 

1995年シーズン序盤にヤクルトにトレードされると同年4月20日に史上2人目となる「両リーグで代打サヨナラ本塁打」を記録します。

 

その後、1997年シーズン中にオリックスにトレードされると翌1998年7月7日のロッテ戦で史上初の

⑥代打の代打でサヨナラ満塁本塁打

を記録します。

 

そして、この試合でロッテはプロ野球新記録となる17連敗を喫し、自チームのみならず相手チームの記録もつくる結果となりました。

 

通算本塁打は34本ながら、上記以外に

 代打本塁打 14本

 サヨナラ本塁打5本

などのメモリアル記録を打ち立てており、「記憶より記録にのこる男」といわれると真っ先に思い出します。

 

クイズに参ります。

テーマは「メモリアル本塁打」です。

 

【問題】

 

1 1950年3月11日、プロ初打席で本塁打を記録し、これが「パ・リーグ第1号本塁打」となった毎日の選手は誰でしょう?

 

2 2017年9月29日、プロ野球通算10万号本塁打を打ったオリックスの選手は誰でしょう?

 

3 現在のところ唯一、球団通算1万号を達成している巨人で、1万号本塁打を打った選手は誰だったでしょう?

 

4 楽天の本拠地初戦となる2005年4月1日の西武戦で、先頭打者本塁打で楽天球団第1号本塁打を記録した選手は誰でしょう?

 

5 プロ野球で、現在まで通算22本ともっとも多く満塁本塁打を記録している選手は誰でしょう?

 

 

【正解】

 

1 戸倉勝城…球団増にともないプロ入りした、35歳のオールドルーキーです。

 

2 クリス・マレーロ

 

3 中井大介

 

4 磯部公一

 

5 中村剛也