私は30年以上欠かさず「週刊ベースボール」を購読しており、野球知識を仕入れるように心がけています。
若い時はそれこそ発売日の水曜日の朝イチに購入し、隅々まで読んでいました。
最近はおざなりになっていたので、今一度しっかり読み込むことを意識するため、これから毎週水曜日の連載とします。
よろしければおつきあいください。
今週号の特集は「2024 12球団新加入選手カラー写真名鑑」です。
現時点での新加入選手の一覧を見ると各球団の補強やスタンスが一目瞭然です。
【セ・リーグ】
阪神 …ドラフト以外は、新外国人1人と現役ドラフトのみ、現有戦力の底上げが補強というスタンスが見えます。
広島 …外国人野手は2人とも内野手、西川の補償は若手投手ということで、外野手は若手の台頭待ちと思われます。
DeNA…投手の積極的な補強が目につきます。野手は外国人がオースティンのみなので、もう1人補強をすると思います。
巨人…ドラフトは支配下は全員即戦力、トレードも積極的に敢行、外国人は現時点で全員NPB経験者と将来よりもとにかく今シーズンにかける意気込みがうかがえます。
ヤクルト…これでもかと投手に特化した補強に見えて、野手は北村、増田、西川と「ピンポイントの補強」を行っています。
中日…懸念の得点力不足を解消すべく動いた補強です。昨年よりは得点力アップは狙えそうです。
【パ・リーグ】
オリックス…ドラフトが高校生主体と王者の余裕を感じます。そのうえでトレード、FA、現役ドラフトで的確なと補強も行っています。
ロッテ…外国人で投手3人、野手1人を獲得、今年こそは優勝という意気込みを感じさせる補強です。
ソフトバンク…山川穂高、ウォーカーの獲得で大型打線を組みますが投手がやや不安に感じます。
楽天…現時点では目立った補強は外国人投手2人、野手の補強はこれからでしょうか?
西武…外国人はほぼ総とっかえという感じです。はまるか注目です。個人的には元山飛優選手の活躍を祈ります。
日本ハム…オフの主役といえそうな大補強です。外国人選手は支配下のみで6人と本気度がうかがえます。
あくまで現時点の補強であり、まだまだ、DeNA、巨人、楽天は外国人野手の獲得がありそうですし、西武の山川の補償、トレードなども開幕までに可能性があり、どのような動きがあるか注目します。
クイズに参ります。「2024年の新加入選手」に関する問題です。
【問題】
①2023年ドラフトで、史上4人目となる「ハズレのハズレのハズレ1位」で指名された選手は誰でしょう?
②2023年ドラフト1位で、広島の常廣羽也斗、巨人の西舘勇陽、楽天の古謝樹の背番号はいずれも何番でしょう?
③2023年オフに移籍した選手で、通算最多安打は中島裕之(巨人→中日)、通算最多本塁打は中田翔(巨人→中日)ですが、通算最多盗塁は誰でしょう?
④沖縄県出身の山川穂高選手(西武→ソフトバンク)が入団以来登場曲に用いている、沖縄出身のバンド・BEGINの曲は何でしょう?
⑤NPB史上初の「下の名前がひらがな表記」として話題となった、2023年ドラフトで日本ハムに指名され入団した選手は誰でしょう?
【解答】
①上田希由人(ロッテ)…ハズレのハズレのハズレ1位は、後藤駿太、渡辺諒、吉住晴斗に続く4人目です。
②17番
③西川遥輝(楽天→ヤクルト)…投手は最多登板&最多セーブは森唯斗(ソフトバンク→DeNA)、最多勝利は山崎福也(オリックス→日本ハム)です。
⑤星野ひので…5人兄弟で全員ひらがな表記です。