2023年シーズンにまさかの5位に沈んだ東京ヤクルトスワローズは、オフに大きな戦力流出はなく、補強も積極的に行い2024年に巻き返しを図ります。
そんなスワローズで唯一レギュラーの固まっていないポジションが「レフト」です。
他は
キャッチャー :中村悠平選手
ファースト :オスナ選手
セカンド :山田哲人選手
サード :村上宗隆選手
ショート :長岡秀樹選手
センター :塩見泰隆選手
ライト :サンタナ選手
とある程度固まっています。
そんなレフトは若手の候補が目白押しですが、それぞれの選手の特徴と課題を語ります。
①濱田太貴選手
現状、もっともレギュラーに近い選手と思われます。
2023年は守備が飛躍的に向上しました。
打撃は長打力とストレートの強さは折り紙付きです。後は確実性のみです。
.280打てれば確実にレギュラー狙えます。
②澤井廉選手
2023年はイースタンで本塁打王を獲得し、長打力は文句ありません。
ただ、一軍ではレベルの高い投手に跳ね返された印象です。
また守備は見ていて危なっかしい感じです。
ライトのサンタナ選手と、レフトの両方が守備に不安を抱えるのは厳しいので、守備の向上はマストです。
③並木秀尊選手
2023年は飛躍のきっかけを思わせる成長ぶりでした。
何といっても足は他球団に脅威です。
その足を生かすためには「出塁率3割3分」は欲しいところです。
また、攻守ともに細かいミスが多いので、丁寧なプレーがマストです。
④丸山和郁選手
一にも二にも打撃向上につきます。
守備と走塁は一軍でも高いレベルにあります。
バントや進塁打などの小技はきちんとこなせるので、つなぎの打順を任せられるには最低でも.270は打ってほしいです。
もちろん、楽天から移籍した西川遥輝選手、捕手と兼任の内山壮真選手、スーパーサブとして支える山崎晃大朗選手、そして野手最年長の大ベテラン青木宣親選手も虎視眈々と出番を狙っていると思います。
高いレベルでの争いを望むとともに、誰が抜け出すか注目します。