こんにちは、北カリフォルニアの通翻訳者Junkoです。
NTT専門家iタウン、今月掲載の特集記事は『私の知る業界事情』です。
翻訳者を目指す方にとって「どの分野を専門にするか?」は大きな課題だと思います。もちろん、今現在翻訳や通訳の仕事に携わっている者として、今後どの分野が伸びていくのか興味があります。
私は、過去に自動車・電器関連の社内翻訳をした経験はありますが、それ以外にこれといって自慢できる専門もありませんでした
だから、フリーになりたてのころは「くるもの拒まず」をモットーにありとあらゆる分野の仕事をしました。経験のない案件が入ってきたら、それをチャンスだと思って引き受けるようにしたんです。
そのおかげで、今まで翻訳した分野は30近くになります。翻訳分野ってそんなにあったの?っていう話ですけど(笑)、これが実際にあるんですね。
初めての分野は、翻訳に取り掛かるまえにリサーチをすることになりますが、それは勉強と思えばよし。その分野の仕事がまた入ってくる可能性は高いし、通訳として依頼が来ることも実際にありました。
さて、その気になる今後の翻訳市場ですが、需要が高まると言われている分野は次の通り:
☆ 医学・薬学
☆ 環境・エネルギー
☆ 法律・契約
☆ バイオテクノロジー
☆ 医療機器
参考『通訳翻訳ジャーナル』イカロス出版
私が個人的に受注が多いと感じるのは、医学・薬学、環境・エネルギーの分野です。
全然専門外だった薬学分野も定期的に医薬品業界の仕事をするようになって、今はすっかり専門になりつつあります。法律・契約の分野では、国際離婚などの訴訟関連、戸籍謄本や卒業証書など正式書類なども入ってきます。環境・エネルギーも少しずつですが、依頼が増えたように思います。
これから需要が増えるとされる分野は、世の中の動きを見ればわかるような気がします。
高齢化にともなって、医薬品業界の需要はますます増えてくるでしょう。環境やエネルギーは、世界的に注目されている分野ですよね。再生エネルギーなんかは比較的新しい分野なので、専門にしている翻訳者もまだ少ないと聞きます。
専門にしたい分野があったら、TVで関連のドキュメンタリー番組を見たり、ニュースや新聞で関連記事を読んだりと、普段から意識して生活するようにしたいものです。知り合いにその分野で働いてる人がいたら、話を聞いてみるのも良いかも知れません。
私もここにきて、環境・エネルギー分野は外せないなと感じているので、まったく知識ゼロの状態ですが、がんばって勉強しようと思ってます
あ~、また肩がこる!
40代に突入するまで、肩なんてこったことなかったんですけどね~。
マイオフィスに常備している翻訳者ご用達の「肩こり解消グッズ」たち。マッサージクッションやマッサージ用のアーム、半透明のピップエレキバン、首につける温熱パッド(すべて日本で調達したもの)。
マッサージに行った時に「毎日少しずつほぐすのがコツ」と聞いて実行するようにしてますが、やはりパソコンに何時間も向かうと肩や首がやばいことに・・・(泣)。
おすすめの肩こりグッズがあれば、どなたか教えてください!
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