フリーになってから旅行関係の翻訳案件が多く入ってきます。
トラベルサイトは数え切れないほどあるし、それだけ需要が高い分野です。
しかも旅行好きなのでやってて楽しい
アメリカの旅行会社も大抵はネットが主流なので、サイトは何ヶ国語にも翻訳されて世界中どこからでも宿泊予約ができるしくみになっています。
旅行分野の翻訳で私が気をつけていること5か条
旅行サイトの客層は広いので、誰でも読みやすく分かりやすい文章に仕上げる。
そのまま訳すととっても不自然なので、ある程度クリエイティブに、翻訳臭がしないような自然な文章に。実際に「日本人にウケるように少しフレーズを変えてください」と言うクライアントもいます。
観光スポットや名所が日本語ではどう呼ばれているかをちゃんと調べる。たまにとんでもないカタカナ名が使われていたりしますが、常用されている日本語訳を探して使います。
ネットでその土地の写真などの画像を見て、頭の中で想像しながら訳すと作業がスムーズに。また、実際に訪れたことのある場所はとっても作業が進みます。まだ行ったことのない国や場所についても勉強になるし、次に行ってみたい目的地も増えます。
当然ながら、ここで宿泊を予約したい!と言う気にさせるような表現を使うことが大切。関西人なのでベタな売り込みをしてしまいがちですが、ここはグッと我慢してスタイリッシュに仕上げます。有名ホテルなどの日本語サイトで使われている表現なんかも使えます。
とまあ、単に英語を日本語にしているように思われがちですが、裏ではけっこう色々気配りしてるわけですね~(笑)。
大手のトラベルサイトはそうでもないんですが、小さい会社だと予算の都合で値切られたりする場合もあるのでご注意(経験アリ)。
今回の案件はシカゴ観光だったのですが、たくさん見どころがあるし、観光地以外にもダイニングやカルチャースポットも充実していて、行ったことがない私はぜひ旅行してみたくなりました!
納期より一日も早く(!)仕上がったので、自分へのご褒美としてフランス産シャンパンを開けました。リーズナブルなのにドライですごく美味しい。エアルームトマトにバージンオリーブオイルとハーブソルトをかけたのとよく合います。
行きたい場所に旅行して、美味しいワインやシャンパンが飲めれば、もうそれでいい・・・・
そう思った初夏の夜でした
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