'24.6/23⑤【観戦記】DDT 浜松大会 ① | ~‡コキュートス‡~

'24.6/23⑤【観戦記】DDT 浜松大会 ①

(−A−)という事で…

前回までの4回に渡り、6/23(日)に静岡県浜松市のアクトシティ浜松 展示イベントホールで開催された東京女子プロレス『TJPW CITY CIRCUIT '24』の観戦記を書いて来ましたが…

今回からは、同日夜に同じ会場で開催されたDDTプロレスリング『What are you doing 2024 TOUR in HAMAMATSU』の観戦記となります。既に2週間以上前の話ではありますが、奇特な方はお付き合い下さいませ。


(−A−)とりあえずは…


前回記事の最後から繋げて書きますね。観戦記にして行動録なので。(笑)



(−A−)17:00頃…


アクトタワー2階の『FRESHNESS BURGER』を出て、再び地下1階の喫煙ルームで煙草を一服しまして…


何となく同階のインフォメーションセンターの前にフラフラ歩いて行くと、アクトシティ浜松やその他の施設で行われる今後の催し物等々のフライヤーがズラーッと並んでたので…数枚拝借。


↓杉山清貴に吉幾三か…ちょっと気になりますね(笑)
↓ほお。刈谷で劇団四季の『ジーザス・クライスト・スーパースター』やるのか♪何年前だっけ、1度観たけど…また観たい舞台なんだよなあ。

まだ少し時間があったので、自販機で缶コーヒーを買ってリフレッシュルーム(※喫煙ルームとは別)に入り、空いてるとこに座ってちょっと休みました。


ここは初めて入ってみたけど、パソコン開いて何かやってる人とか勉強してる学生さんとかが結構いましたね。



17:20過ぎ、リフレッシュルームを出て歩き出すと、ちょうどそのタイミングで浜松駅の方向から飯野雄貴選手と高鹿佑也選手(+女性ファン?数名)が足早に歩いてきまして、展示イベントホールの方へ向かって行きました。


「おお!飯野と高鹿じゃん♪…結構ギリギリの会場入りだな(汗)」とか思いつつ、途中まで彼らに続く感じで私も展示イベントホールへ向かいました(笑)


会場に入る前にロビーのトイレに入ったら、選手数名とすれ違ったりしましたが…こういうのも地方興行ならではだったりします。


既に待機列は無く、そのままチケットもぎって会場内に入り…場内を見渡すと、何人かの選手がサイン会や2ショット会を開催中でした。


↓は、今大会には出場しない選手も含むDDT所属選手をイラスト付きで紹介したフライヤーの表と裏。

画像拡大すれば文字も読める…かな?(汗)

サイン会等はスルーしまして(笑)、自分の席を探して座ります。


昼の東京女子と同じ西側ですが、今大会は3列目…と言っても3列目にして最後列、位置的には真ん中と右端の中間ぐらいでした。



17:55頃、小菅一範リングアナによる観戦に際しての注意事項やお知らせ等の前説が始まり、今大会の全カードをアナウンス。


メインイベントに出場予定だったKO-D無差別級王者・上野勇希が「発熱の症状が見られたため大事を取って欠場」する事が2日前の6/21に発表され、更に大会前日の6/22には樋口和貞が「元々患っていた頚椎ヘルニアの治療に入るため、しばらくの間欠場」となる事も発表されまして…当初の全7試合から一部カードが組み直されての全6試合に変更されました。


そして、オープニングコールのために、今大会のメインでMAO&勝俣瞬馬と対戦する "SCHADENFREUDE International(シャーデンフロイデ・インターナショナル)" のクリス・ブルックスと正田壮史が呼び込まれました。
客席四方に向きを変えながら「皆さん、元気ですか⁉」と煽る正田でしたが、反応が今イチだったようで、帰るふりをするクリスと正田(笑)

小菅リングアナに引き止められ、もう一度…今度は会場全体に向けて「皆さん、元気ですか!」と叫ぶと、観客から大きな「イェーイ!」とレスポンスが来ました◎
正田は、対戦予定だった上野勇希が欠場、加えて樋口和貞も欠場が長くなるという事に触れた後、「こういう時こそ、DDTは一丸となって皆さんを満足させて帰らせるんで。勿論、僕たちは勝つんで、応援よろしくお願いします!」と力強く宣言し…

「浜松大会、スタートぉ!」とオープニングコールを叫びました!


■DDTプロレスリング浜松大会第1試合は、大鷲透&松永智充と大石真翔&To-yが激突したタッグマッチ☆

(−A−)ちなみに…


昼の東京女子の時には既に設置されていた北側のゲートが赤コーナー、青コーナーの区別無く入場ゲートとして使用されました。(※東側にあった東京女子の入場ゲートは既に撤去)



先ずは青コーナー、大石真翔&To-yが入場。


↓To-y(トーイ)は、上野勇希らのユニット "The 37KAMIINA(サウナカミーナ)" のメンバーとして活躍しつつ、大仁田厚と組んで今年1月には全日本プロレスのアジア・タッグ王座を獲得するなど着実に成長しているキャリア4年目・24歳の選手で…2/14に本名の小嶋斗偉(コジマ・トウイ)からリングネームをTo-yに改名し、更なる飛躍を狙っています。

↓秋山準、男色ディーノとのユニット "D・O・A(DEAD OR ALIVE)" の一員でもある、キャリア22年のベテラン・大石真翔。

続いて赤コーナー、大鷲透&松永智充が入場。

↓'06年デビュー、43歳の松永智充は、近年は地方大会等のレフェリーを務める事も多く、たまにしか試合に出場する機会が無かった選手なんですが…今年4.7後楽園で秋山準のパートナーに抜擢されてKO-Dタッグ王者・遠藤哲哉&飯野雄貴に挑戦、大奮戦を見せて評価されてからはコンスタントに試合に出場するようになりました。
↓その気になればトップクラスの闘いに参入出来る実力を保持しつつも「本気になるのは3年に1回」とも言われ、普段は "バラエティ班・班長" としてコミカル方面で活躍する大鷲透。
西側の2列目辺りのお客さんから「大鷲!」と声援が飛び、「もっとくれ」と嬉しそうな大鷲さん♪(笑)

試合は大鷲vsTo-yでスタートし、To-yから大石に代わると場内から「大鷲!」「大石 !」と似たような名前の2人にコールが飛び交います(笑)

若いTo-yにも声援が飛びましたが…その後登場した松永は「ほら、こんだけ名前飛び交ってても『松永』ってコール1個も無いだろ」と自虐的な事を。(苦笑)

大鷲&松永は、大石を捕まえて相撲タックルと突っ張りを繰り返す "相撲連係" を見せますが、同士討ちさせたところにTo-yも入って形勢逆転!

リング上は松永と大石の一騎打ち状態となり、松永が押し気味でしたが…最後は、大石がヨーロピアン・クラッチで逆転フォール!

大石真翔&To-yが勝利を飾りました◎

↓攻めていたはずが逆転負けして唖然とする松永と、勝利を喜んでハグを交わす大石&To-y。
↓場外で大鷲とやり合っている内に、劣勢だった大石が勝ったと知って驚きつつ(笑)、コーナーに乗って「熱波wer!」ポーズを決めるTo-y。


■浜松大会第2試合は、ある意味でDDTを象徴する男色ディーノと平田一喜のコンビに、今後の活躍が期待される中村圭吾&須見和馬が挑んだタッグマッチ☆

先ずは青コーナー、中村圭吾&須見和馬が入場。

↓須見和馬は'22年10月デビューの21歳。DDT入門前はドラゴンゲートの練習生だった時期もあるとの事で、空中殺法や軽やかな身のこなしをデビュー時から見せていた選手です。
↓中村圭吾は'19年10月デビューの24歳ですが、'21年11月から右膝の負傷で欠場に入り、'23年1月に復帰するも同年4月に再び右膝の負傷で欠場…2度に渡る長期欠場を乗り越えて、今年4月に待望の復活を果たした選手です。
紹介のコールが終わると、中村はマイクを要求…「今DDTがピンチ」だと、KO-D無差別級王者の上野勇希、主力の1人である樋口和貞の欠場を挙げ「いなくなった2人の席を奪い取り、DDTを盛り上げるぞ!先輩、男色ディーノ、平田一喜をギッタギタのボッコボコにしてトップ目指してやるから、よろしく」とアジテーションを展開!

その後、小菅リングアナより男色ディーノ入場に際する注意をアナウンス…ざっくり言いますと、「時代性を鑑みて同意制を採用しているため、襲われても良いという男性は分かりやすく挙手するように」という(爆)

( ̄ー ̄;)ちなみに私は挙げてません。(笑)

入場ゲートから男色ディーノと平田一喜が姿を現し、ディーノが獲物を探して客席を徘徊する間に、平田はリングインして踊りまくります♪
流れている曲は勿論『TOKYO GO』です♪
↓ディーノさんに唇を奪われた男性客が何人ぐらいいたかは定かではありませんが、私が見てた感じで今大会は少なかった気がします。(笑)

平田一喜、そして男色ディーノのコール直後、中村&須見が奇襲を掛けて試合はスタート…

中村が平田を丸め込んでカウント3が入り、勝敗があっさりついてしまいました!(汗)
↓秒殺勝利を素直に喜ぶ須見和馬、抗議するディーノですが3カウントはきっちり入っています(汗)
( ̄ー ̄)という展開…

DDTのファンにはお馴染みのあれでして、何だかんだと再試合になるのが定番なんですが…今回は一味違いました。

フォールを奪った当人である中村が「違う違う違う!ちょっと待て!こんな生温い試合すんなよ!緊張感持った試合をしましょうよ!」とアピールすると、"緊張感" というワードにディーノが反応します。

ディーノは「本当の意味で緊張感持った試合やった事あんのか?本当にやる気あんのか?だったら再試合やってやるよ。但し、ノーパンでどうだ?」と、まさのノーパンマッチを要求!(爆)

「緊張感持った試合って言ったな?いつ何が起こるか分かんない緊張感持って試合した事あんのかよ!やれんのかよ!」と挑発するディーノに、中村が「やってやるよ!」と受諾してしまい…戸惑う須見や平田も従わざるを得ず、4選手はリング下に入ります(笑)

( ̄ー ̄)えー、ノーパンと言っても…

勿論フルチン?フリチン?でやるわけではなく、通常はコスチュームのショートタイツやロングタイツ等の中に履いているアンダータイツを脱ぎ、直接ショートタイツやロングタイツを履いた "不安定" な状態で試合をする。という事です◎

↓は、クソ真面目に「アンダータイツを脱いだ状態で試合する事」を説明する小菅リングアナと、そんな小菅リングアナの顔を覗き込む松井幸則レフェリー(笑)
程なく、リング下から脱いだアンダータイツを手に持って4選手がリングに上がり…松井レフェリーが本当に中に履いてないかを1人1人コスチュームの中を見てチェック(爆)

こうして再試合が開始!

中がノーパンとか関係ねえ!とばかりに(?)、平田と須見が普通に素晴らしい攻防を展開します。

しかし、平田からディーノに代わると股間を鷲掴みにするなど男色殺法で須見を怯ませ、試合はディーノ&平田のペースに!

技を掛けるのにコスチュームを掴む行為すらアンダータイツを履いてないため、ハラハラしてしまいますが…アクシデントを心配してるのは松井レフェリーと大会スタッフだけのようで、やってる選手たちと観客は楽しんでる様子です(笑)

お綺麗な女性ファンたちも、メッチャ良い笑顔で楽しんでるご様子でした♪(爆)


リング下に平田を連れ込んだ中村は平田のショートタイツを「取ったぞ!」と手にして出てきまして、何も履いてないだろう平田は出てこれず、リング上ではディーノが孤立してしまいますが…

やがて平田がアンダータイツのみを履いた状態でカムバックし、形勢逆転!

最後は、ディーノがアンダータイツ無しのタイツの中(←要するに『生』です・汗)に須見の頭を突っ込ませての男色ドライバー炸裂!

男色ディーノ&平田一喜が激戦(?)に勝利を収めました◎

( ̄ー ̄)まあ、何だ…

お硬いプロレスファンにはお叱り受けるかも知れませんが、こういうプロレスもあると言いますか…DDTはこういうものすら武器にして歴史を重ねてきた団体なんでね、今更怒ってもしょうがないですから(笑)

ただ、DDTの怖いところは、こうしたコミカルな試合ばかりやってるわけでなく、メジャー団体顔負けの "真っ当且つ凄いプロレス" もある。事なんですよ。


(−A−)という事で…今回はここまで。

次回は全6試合中の第3試合、第4試合について紹介する予定ですので、よかったらまた見て下さいませ。

(−A−)y~ムフフ










昼の東京女子と夜のDDT、ハシゴしたファンはそんなに居なかったような気がしました。で、改めて…DDTは女性ファン多いですね。