'23.11/26【観戦記】東京女子 名古屋大会 ③ | ~‡コキュートス‡~

'23.11/26【観戦記】東京女子 名古屋大会 ③

(−A−)という事で…

約1ヶ月前の11/26(日)に日本ガイシスポーツプラザ第3競技場で開催された東京女子プロレス 2023年最後の名古屋大会『TJPW CITY CIRCUIT '23 〜名古屋一本締め〜』の観戦記を今さらながらお送りしております。

全7試合が行われた今大会ですが、前回記事でセミファイナルまでを書きましたので、今回はメインイベントに絞って紹介しますね。




■2023年最後の名古屋大会のメインを飾ったのは、坂崎ユカ&瑞希の "マジカル・シュガーラビッツ" に荒井優希&宮本もかが挑んだタッグマッチ☆

10年前の旗揚げから初期メンバーの1人として団体を引っ張ってきた坂崎ユカが、12.6北沢タウンホール大会を以て東京女子プロレスを "卒業" するため…坂崎が東京女子所属として闘うのは、今大会を含めてあと3試合。という状況で、この名古屋大会を迎えました。

また、東京女子を代表するタッグチームでもあった坂崎&瑞希の名コンビ"マジカル・シュガーラビッツ" 略して "マジラビ" として2人でタッグマッチを闘うのは、今大会が最後でもありました。

(−A−)と言っても…

坂崎ユカは引退するわけではなく、今後東京女子に上がる事も無くはないだろうし、もしかしたら海外で瑞希と組むチャンスがあるかも知れませんし、何よりも本人たちも「マジラビは解散しない」と言ってますので、正確には「坂崎ユカの東京女子所属としては最後のマジラビ」となるんですけど…これまでのようには観れなくなるのは事実ですし、便宜上「最後のマジラビ」と書きますので、御承知置き下さい。


(−A−)で、話は変わりますが…

難波小百合リングアナのメインイベント開始を告げるアナウンスの動画を撮ったので、観てみて下さい♪

私、東京女子を観に行った時は、難波さんのこのアナウンスを聞く事のみに意識を集中する瞬間を必ず1度は作ります♪

(−A−)余談ですが…

最近は女性リングアナも珍しくはなくなりましたけど、"見た目だけで選ばれたような、全く声が出てない人" や、"甲高い声と変な節回しが格好いいと思ってる外国人DJもどきのアナウンスやる人" とかも少なくなくて…前者はこっちがハラハラするし、後者は聞いててこっちが恥ずかしくなるんですよね(苦笑)

私が知る限り、しっかりとした声量で聞いてる観客の気分を高揚させるようなアナウンスをしていて、尚かつビジュアルも美人(←私感です。失敬)なのは、難波さんと櫻田愛実さん(※元WRESTLE-1リングアナ。現在は『VAMOSTER(バモスター)』リングアナ)だけですね◎

(↓選手の入場テーマ曲に合わせて手拍子をする難波さん♪)

(−A−)話を戻します。

先ずは青コーナー、マジラビ最後の相手に選ばれた荒井優希&宮本もかが入場。

↓貴重なマジラビとの対戦チャンスを掴んだ "大和撫子ファイター" 宮本もか。

↓この会場は、プロレスデビュー後初めて "SKE48のお膝元" 名古屋で試合をした会場でもある "ジニアス・ガール" 荒井優希。
名古屋での大会では、時にはタッグを組み、時には対角線に立つなど、"絡む" カードが組まれる事も多い荒井と宮本なんですが…マジラビ最後の相手を務めるこの試合でも、緊張よりも楽しみなんだろうな。という雰囲気が伝わってきますね♪

そして赤コーナー、坂崎ユカ&瑞希のマジカル・シュガーラビッツ…マジラビが入場。

↓写真ブレブレですが…ユカッチ様の躍動感を感じてくれればOKです(笑)

↓"ポッピングシュガーラビット"、みずぴょんこと瑞希。 
公私共に大の仲良しである坂崎ユカとの「最後のマジラビ」を迎えましたが…本人曰く「現実逃避して考えないようにしてた」との事。みずぴょん、健気よな……。

↓マジラビとしての試合では、最後のコール…"エンジョイガール" 坂崎ユカ。

ボディチェック後、レフェリーに握手を促されるも…いつも通り「握手しなーい!」と宣言し、みずぴょんごとコーナーに戻るユカッチ様(笑)

試合は坂崎vs宮本でスタート。


通常 "取って、取られて、また取り返して" みたいな攻防になるんですが、坂崎は宮本に安易に切り返させずに攻防自体を支配していき…コーナーからは瑞希と荒井が見守ります。


やがて、瑞希と荒井に代わると、お互い楽しそうにやり合い…瑞希vs宮本を経て、再び坂崎vs宮本になると、坂崎がボディスラムを連発!


宮本も投げ返して荒井にタッチし、坂崎vs荒井となり、坂崎がペースを握って瑞希に交代、瑞希が荒井を攻め込みます。


荒井を捕まえたマジラビが完成にペースを掴み、一騎打ち状態になっても坂崎が荒井を圧倒しますが…


荒井はエルボーを連発、坂崎のディスカス・エルボーをかわすとフルネルソンバスターからサソリ固めへ!


サソリ固めから逃げられた後も攻め込んだ荒井でしたが…必殺技Finallyをかわした坂崎がティータイムでぶん投げます!


坂崎が瑞希に、荒井が宮本に交代…瑞希を相手に堂々渡り合う宮本!


しかし、チームワークで優るマジラビがダブルのボディアタック!荒井を場外に落とし、宮本を連係で攻めて行きます。


宮本、意地の反撃も…坂崎は譲りません!


何とかフォローに入ろうとする荒井を巧みに排除したマジラビは、坂崎がリング内の宮本に魔法少女スプラッシュ、瑞希が場外の荒井にスワンダイブ式プランチャ・スイシーダを同時に放つ連係 "トイ・ストーリー4" を敢行!!


坂崎が宮本から3カウントを奪い、マジラビが見事勝利して見せました◎


↓"マジラビ最後の試合" が終わり、名残惜しそうに見えなくもない決着直後の坂崎ユカ……。
「さすがマジラビ!」という素晴らしい試合を見せた坂崎と瑞希は、堂々勝ち名乗りを受けます◎
坂崎がマイクを持つと、荒井と宮本はコーナーに座り込んで聞き入ります。

坂崎「やるやんけー!本当に個々は凄く強くなってて、危なかったあ!でもでも、マジラビはなんてって千回ぐらい組んでるからなあ(笑)」


瑞希「千一回目やったかも知れへんなあ(笑)」


坂崎「そりゃあなあ。経験値の差で」

「2人もピッタリ合うように、もしくは合う人を探してドンドンドンドン、タッグ(戦線)を盛り上げていってね」とエールを送った坂崎は、荒井に「あげるよ」と不意にマイクを渡します。

宮本といっしょに立ち上がり、マイクを受け取った荒井が「ええ〜?」と困惑の苦笑い。


坂崎「試合中は凄い、覇気出てたのに、試合終わるといつもヘニャヘニャやな(笑)」


荒井「ユカさんもですよ!(笑)。でも、ユカさん、卒業する…んですか?寂しいです」


坂崎「ありがとう」


宮本「でも、あと1回(※12.1後楽園の10人タッグマッチ)闘える…」


坂崎「そうやねえ」


荒井「今日は負けちゃったんですけど、次は後楽園で闘えるので…今日よりも強くなった姿で行きたいと思うので。今日の(経験)も吸収するので…。はい、闘えて良かったです」

坂崎「(※荒井と宮本に)一緒に締めよ。おって。ちょっとマジラビなんで、最後は "ハピハピ" なんですが、いいですか?…はい、今日は実は、知ってると思いますが、マジラビ最後、という事ではあるんですが、ちょっと未来の事は分からないので、期待はしつつ、今日は別れを告げたいと思います」

この辺りで堪えられなくなった瑞希が泣き顔に…(泣)


坂崎「瑞希ぃ、今までありがと♪これからも東女のメンバー…また違う子と組むとは思うけど、うちのこと忘れんとってな♪」


…荒井が坂崎を瑞希の傍へ押して行きます♪

瑞希「(※涙ぐみながら)まだ…(坂崎の東京女子所属としての試合は)あと2回あるから。今日は現実逃避して、ボーナストラックがあると信じて(笑)」

坂崎「ハハハ♪今日は無理やろうな!」

瑞希「今日は闘いたくないけど、信じて。私はまだ、今から辛くなると辛いままだから…。今日は元気に。でも…ずっとありがとうって思ってるよ」

坂崎「ごめんなー。ありがとう♪じゃあ私たちの大好きなハンバーグで締めるので、皆さんハピハピと続いて下さい」

(−A−)はい、動画撮ったから観て!

「ハンバーグ食べて〜、ハピハピぃ〜♪」

荒井、宮本と握手を交わした坂崎は…
リングに残っていた瑞希と抱き合います…

(−A−)この時の私…かなりウルウルしてました。。。
そして、入場した時と同じように、2人で手を繋いで退場♪
2人とも笑顔を見せて、入場ゲートに消えて行きました。。。

(−A−)そんなこんなで…


14:30頃だったかな、大会は終了しまして…とりあえずトイレに行き、外の喫煙所で煙草を一服してから、サイン会参加のために会場内に再入場しました。


買いたいグッズもあったので、売店に行ってみたんですか…ポートレート以外の販売は終わっちゃったとの事で、まあしょうがない。


とは言え、大会前のグッズやポートレート購入が12:00開場の12:30開始という30分しかなかったのは、今の東京女子の人気を考えたら、ちょっと無理があった気がします。私なんか実際、大事な難波さんの前説開始に間に合わなかったわけでさ(笑)


という愚痴はこのぐらいにして…今回はここまで!


次回は、私のサイン会での行動録なんぞをお送りしますので…よかったらまた見て下さいな♪


(−A−)y~ムフフ











東京から観戦に来た常連さんも勿論いたとは思いますが、名古屋という事で都合つかなかったファンの方々もいたかと思いますし、そういう意味では、マジラビ最後の試合を会場で見れた私は幸運なファンなのかも知れませんね。


きっかけはくじ引きだかで組む事になったタッグトーナメントだったそうですが、そこから意気投合して始まった坂崎ユカと瑞希の名コンビ・マジカルシュガーラビッツ…長い事プロレスファンやってますけど、マジラビに出会えて本当に良かったと、心から思ってます。また見れる日がいつか来る事を願ってます♪