'23.11/26【観戦記】東京女子 名古屋大会 ② | ~‡コキュートス‡~

'23.11/26【観戦記】東京女子 名古屋大会 ②

(−A−)という事で…

1ヶ月前の話にはなりますが、11/26(日)に愛知県名古屋市の日本ガイシスポーツプラザ第3競技場で開催された東京女子プロレス・今年最後の名古屋大会『TJPW CITY CIRCUIT '23 〜名古屋一本締め〜』の観戦記を、今見たきたような感じで書いております。(笑)




■ここまでシングルマッチが3試合続いた東京女子名古屋大会、第4試合は中島翔子&鳥喰かやと上福ゆき&VIVA VANがタッグマッチで激突☆


先ずは青コーナー…上福ゆき&VIVA VANが、VIVA VANのテーマ曲らしき聴き慣れないながらも格好いい曲で入場。


↓先にリングインし、コールを受けるかみーゆ様♪
上福は今大会直前の11/24、シンガポールにてアレクシス・リーを倒してQueen of  Asia王座を奪取、そのベルトを持参しての帰国初戦となりました◎
(−A−)Queen of  Asia王座は…

シンガポールの団体『SPW(Singapore Pro Wrestling)』が2017年9月に制定した女子王座で、上福はその第5代王者になります。

前王者アレクシス・リーは、今年1月に上福、5月には赤井沙希を相手に防衛していたチャンピオンで、上福は2度目の挑戦にして同王座初戴冠を果たしました。(※第3代王者・里歩以来2人目の日本人王者)

( ̄ー ̄)クイーン・オブ・アジア王座…

かみーゆ様に相応しい名称のタイトルですな♪


そして、この日の上福のパートナーは、今回が初来日となるVIVA VAN(ビバ・バン)という選手なんですが…

ビバ・バンと聞いて『ズバ蛮』を思い浮かべたのは、東京女子ファンでは私ぐらいですかね?(笑)
( ̄ー ̄)ズバ蛮はさておき。

VIVA VAN(※何故かリングネームは日本でも英語表記でした)は、史上初のベトナム系アメリカ人女子プロレスラーで…同時に6本のベルトを保持していた事もある実力者らしく、現在も3本のベルトを保持する3冠王だそうです◎

続いて赤コーナー、中島翔子&鳥喰かやが入場。

↓試合内容が確実に向上してる感のある、"ペルソナレディー" 鳥喰かや…愛称は「とりっぴー」です♪

↓今大会1週間前の11.19大阪大会でインターナショナル・プリンセス王者マックス・ジ・インペイラーに挑むも、惜敗して王座奪取は成らなかった "全長1.47mの大怪獣" 中島翔子ですが…この日も元気いっぱいです♪

試合は中島とVIVA VANの顔合わせでスタート。


青コーナーからは上福が「ビバちゃん!」と声援を送ります♪


探り合いから一風変わった取り方で腕十字に入るVIVA VAN、これを中島も藤波辰爾がよく見せた "相手の足を自分の足で挟んで体勢を変える" 切り返しで脱出◎


VIVA VANは関節技のみならず、フライングニールキックも披露するなど、何でも出来そうな感じです。


上福とVIVA VANの初タッグとは思えないチームワークに代わる代わる攻め込まれ、劣勢が続く鳥喰…赤コーナーに控える中島は「鳥〜!鳥、頑張れ〜!」と "鳥呼ばわり" で檄を飛ばします!(笑)


その後、やっと出番が来た中島は、場外に落ちた上福とVIVA VANの2人目掛けてトペ・スイシーダ!


リングに戻り、上福を攻め立てますが、上福も反撃…代わったVIVA VANが中島を攻め、打撃からルチャ・リブレ的な動きを披露。


しかし、パワーボムを狙ったVIVA VANを中島はウラカン・ラナ・インベルティダで丸め込み、鳥喰にタッチ。


中島のフォローもあって奮戦した鳥喰ですが…上福が中島にブレーンバスター、VIVA VANが鳥喰をロープに一瞬載せてのダブルアーム・スープレックスを同時に敢行!


そして、VIVA VANがヘレベーター(※肩車した相手を反転させてのシットダウン・パワーボム)を決めて鳥喰をフォール!


上福ゆき&VIVA VANが見事勝利を飾りました◎

初来日初戦で自ら白星を挙げたVIVA VANを、上福も祝福しました♪

(−A−)この両者…

私の記憶違いでなければ、当初から「11.26名古屋でタッグを組み、12.1後楽園でシングル対決」という "組んだり闘ったり" なカードが発表されてたんですけど…

この名古屋大会の試合後のバックステージで、VIVA VANが上福のベルトに挑戦したいとアピールし、上福も「かわいいから受ける。ブスなら受けなかったけど」と受諾しまして、急遽12.1後楽園の一騎打ちは上福ゆきのQueen of  Asia王座初防衛戦に決定しました◎

( ̄ー ̄)結果まで言っちゃいますと…

上福ゆきが見事初防衛に成功してベルトを守ったんですが…それにしても「ブスなら受けなかったけど」発言は、これから挑戦表明しようとする選手へのプレッシャーにもなりますねえ。(←おい・笑)




■第5試合は、山下実優&桐生真弥&凍雅と辰巳リカ&渡辺未詩&HIMAWARIが激突した6人タッグマッチ☆


先ずは青コーナー、辰巳リカ&渡辺未詩の "白昼夢" に "ぱわふるちーきーちゃっぷ" HIMAWARIが加わったトリオが入場。

↓12.1後楽園で上原わかなとの『ねくじぇねトーナメント '23』決勝戦を控えたHIMAWARI。


↓キャッチフレーズは「元気120%、ムキムキピンクのアイドル大好き」、アップアップガールズ(プロレス)の渡辺未詩。

↓見よ!"This is ホワイトドラゴン" 辰巳リカの華麗なリングインを♪

続いて赤コーナー、山下実優&桐生真弥&凍雅が入場。

↓『ねくじぇねトーナメント '23』は惜しくも準決勝敗退となった "シルバースノー・クリスタル" 凍雅。

↓上福ゆきとのコンビ "東洋盟友" としての活動は一旦「間を置く」形(?)になったものの、あくまでマイペースを崩さない感のある "パッションブルー" 桐生真弥。

↓11.12両国国技館では赤井沙希引退試合(6人タッグマッチ)の相手としてリングに立ち、見事赤井を "介錯" したプリンセス・オブ・プリンセス王者、"桃色ストライカー" 山下実優。

試合は山下vsHIMAWARIでスタート。2人の攻防を両コーナーで控える4人が見守ります。
明らかに格上の山下に果敢に挑むHIMAWARIですが、山下は強烈なヘッドロックで締め上げます(汗)

HIMAWARIは得意ムーブの連続ドロップダウンからのスクールボーイで丸め込むも…山下は逆襲の蹴りからキャメルクラッチ式のフェイスロックでまたまた締め上げます!


山下→凍雅→真弥と代わり、HIMAWARIの背中の上に正座した真弥は「今日も、相変わらず、山下さんが、凄い怖い顔で、鬼の、鬼のような、『ううっ!』ていう顔で、人を蹴りまくって、凄い、こう…」と何故か山下の強さを謝罪しようとしますが、リングへ入ろうとする山下に「すいません、すいません、すいません」と平謝り(爆)


( ̄ー ̄)えー…


文章じゃ伝わらないかと思いますが、私含めた会場のお客さんが爆笑した流れだった事は伝えたいです。(笑)



カットに入った辰巳は、うつ伏せに倒れたまはまのHIMAWARIの上に真弥を乗せると、未詩を呼び込み、得意の連係「あー!よっしゃ、いくぞぉ♪」からのダブルエルボードロップを投下しますが…これを真弥が避けたため、HIMAWARIに誤爆してしまいます(汗)


未詩vs真弥の顔合わせとなり、未詩が圧倒しますが…真弥はエルボーを打ち込んでから山下にタッチ、山下と未詩が見応えのある攻防を展開します!


その後、辰巳と未詩の連係を山下に止められ、試合は辰巳vs凍雅へ。


ここで辰巳は、自軍コーナーで待機していた味方のHIMAWARIを蹴るという、まさかの間違い!(爆)


真弥のフォローから凍雅が辰巳にフェイスロックを決めるも、辰巳はワンハンドバックブリーカーからドラゴンスリーパー!しかし、これも真弥がカットに入ります。


その後、リング上は混戦模様となりますが…最後は、辰巳がツイスト・オブ・フェイトを決めて凍雅をフォール!


辰巳リカ&渡辺未詩&HIMAWARIが勝利を飾りました◎

( ̄ー ̄)が。

試合途中で味方のはずの辰巳に蹴り飛ばされたHIMAWARIは、怖がって辰巳と距離を取ります…(汗)
しかし、辰巳は「ごめん、ごめん」みたいな感じでHIMAWARIにハグして謝罪しまして…HIMAWARIもホッとした様子でした(笑)

辰巳リカと組んだ選手が "武器" として使われたり、意味不明に攻撃されたりするのは日常茶飯事だったりするんですが(←それもどうかと思いますが。笑)、今回HIMAWARIさんを蹴っちゃったのは本当に間違ったみたいでした(汗)


( ̄ー ̄)辰巳リカ、面白すぎるわ!(爆)




■名古屋大会セミファイナルは、プリンセス・タッグ王者の "ふりーWiFi" 乃蒼ヒカリ&角田奈穂が鈴木志乃を従えたトリオと、インターナショナル・プリンセス王者マックス・ジ・インペイラーと愛野ユキ、原宿ぽむが組んだトリオが激突した6人タッグマッチ☆

この試合は、12.1後楽園で乃蒼&角田にインペイラー&ぽむが挑戦するプリンセス・タッグ選手権の前哨戦でもありました。


先ずは青コーナー、マックス・ジ・インペイラー&愛野ユキ&原宿ぽむが入場。

↓何故か "怪物" マックスに気に入られてしまった "原宿KAWAII系レスラー" 原宿ぽむ。


↓"バーニングヴィーナス" 愛野ユキも、数少ないマックスと意思疎通が出来る選手です。(笑)

↓10.9たま未来メッセで辰巳リカからインターナショナル・プリンセス王座奪取後、11.10イギリスでケイシー、11.19大阪で中島翔子の挑戦を退けて2度の防衛に成功している "Non-Binary Nightmare" マックス・ジ・インペイラー。


対する赤コーナー…自力初勝利を目指して奮闘中のアップアップガールズ(プロレス)・鈴木志乃。

↓キャリア9年にして念願の初タイトル獲得、プリンセス・タッグ王者の "ラットチェイサー" 角田奈穂。

↓角田との "ふりーWiFi" でプリンセス・タッグ王座を保持するアップアップガールズ(プロレス)・乃蒼ヒカリ。
↓それぞれのコールの後、2人でコーナー上に並び「ふりーWiFi!」と難波リングアナにコールされる乃蒼&角田…それを見つめるマックス・ジ・インペイラーが怖いです(汗)

(−A−)マックスは…

見た目のイメージそのままの怪物的な選手で、ボディチェックしようとするレフェリーも毎回大変でして、久しぶりに東京女子でレフェリングをしている石黒レフェリーはビビりつつもマックスを宥めながらチェックしようとしますが…
威嚇されて思わず後方に倒れちゃいました(汗)。加えて、ぽむがボディチェック時に毎回やる「お願いしまああああああす!!」という大声にも困惑するなど、大変な一日に(笑)

試合は志乃vsマックスでスタートしますが…最初から志乃は腰が退けてしまってます(汗)


マックスがぽむをリフトアップして乃蒼、角田、志乃の3人に投げつけ…志乃を捕まえたマックス組のペースが続きます。


志乃が何とか反撃して角田に交代、角田と愛野の絡みを経て、再びマックス登場!


乃蒼&角田のふりーWiFiの連係から、乃蒼がマックスを攻めますが…圧倒的なパワーに逆転されてしまいます(汗)


マックスとぽむは、ぽむのラフォーレ原宿(※ティヘラ=人工衛星ヘッドシザース)の要領でぽむが回転する力を利用してマックスが巨体を浴びせる連係を披露◎


乃蒼は何とかマックスに膝を着かせとから志乃に交代しますが、マックスはショルダータックル一撃で志乃を吹き飛ばします!(汗)


マックスからぽむに代わると志乃も奮戦してみせますが…ぽむも先輩の意地を見せて反撃!


マックスを2人で持ち上げようとした乃蒼と角田でしたが、ぽむが脛蹴りでこれを阻止!


最後は、ぽむが必殺技ぽむ・ど・じゃすてぃすを決めて志乃をフォール!


マックス・ジ・インペイラー&愛野ユキ&原宿ぽむの勝利が告げられ、試合を決めたぽむの手をマックスが掲げました◎

タイトルマッチ前哨戦を制したマックスとぽむ、そして愛野ユキも勝利を喜び勝ち名乗りを受けます◎
ぽむ&マックスは、5日後に迫ったプリンセス・タッグ王座挑戦に向けて勢いを付ける形となりました。
(−A−)そして…

退場する際に両チームが北東コーナー付近でニアミスしたんですが…マックスと角田奈穂が対峙し、しばし睨み合いました!(汗)

タイトルマッチ本番に向けて期待感が高まりました!


(−A−)という事で…今回はここまで!

残る1試合、メインイベントについては次回記事にて紹介しますので、奇特な方はお待ち下さいませ。

(−A−)y~ムフフ











ちなみに、12.1後楽園のプリンセス・タッグ選手権は王者チームのふりーWiFiが勝利し、防衛に成功しました。ふりーWiFiは、その後12.14米国LAでのTJPW×PRESTIGE合同興行でジャナイ・カイ&シャザ・マッケンジーに勝利して3度目の防衛を果たし、年明けの1.4後楽園では "でいじーもんきー" 鈴芽&遠藤有栖の挑戦を受ける4度目の防衛戦も決まりましたが…東京女子を卒業した坂崎ユカと "マジカル・シュガーラビッツ" を組んでいた瑞希、引退した赤井沙希と "令和のAA砲" を組んでいま荒井優希が誰とタッグを組むのかも気になりますし、2024年のタッグ戦線にも注目ですね♪