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2年前の出来事です。
職員A:一度ご家族で考えた方が良いですね
職員B:病院の方から決めるよう言われた。
元々○○施設に移れたら…
なんて話をちらほら聞きましたけど、
状態によっては移れないこともある。
今の体調では移れないかもです。
うちとしては看取ることは出来ます。
すると、母が少し反撃を。
母:以前はなんとなく移らなければいけない。
他施設を探して探してとお会いする度に
言われていた為、その施設が候補に上がった。
こちらとしてはどうしてもそこでなければ
という話ではなくって…その時は元気だった
というのもあるとは思いますが…
職B:そうだったんですねぇ。
こういう状態になったので
初めてお話が出てきたってことです。
向こうの病院から言われたので。
家族で話してみて下さい。
と…
私はもう、決めました。
そんなに向こうの病院、向こうの病院って
あたかもこちらの責任ではありません
と言う言い方をするなら言うよ。
震える声でしっかりと伝えた↓
私:恐らく母が言ったように
家族も同じ事を言うと思いますが…
重複しますが、延命措置や器具つけたり
なんだりと言うのは祖母が可哀想だよね、
と、入院中に家族で話はしましたし
意見はまとまりましたが、
一昨日、あちらの先生が祖母のところへ
来てくださり退院できますよと声をかけて
下さったときに、おばあちゃん、
物凄い力で自分で起き上がって
どうもありがとうございました
助けて頂いて
って言ったんですよね。
それを私は腕を掴まれて
直接その力を感じたので、
それを見たときに年齢を考えたら
運んだりそういうことが大変なのも
分かるんですけどきっとおばあちゃんは
例え先生が仰るように救急車の中で
息絶えたとしても、多分おばあちゃん
だったら頑張ると思うんです。
一度家にこの話を持ち帰ったとしても
同じ結論になると孫としては思いますが…
でも一度母と私から父に説明します。
(この時私は自分が発した言葉を
耳にし更に気持ちは強くなった)
そう言うと、
三人共驚いた様子で固まっている。
慌てた職員Aがすかさず
職A:うちとしては運ぶことは皆さん
していることですし、全然迷惑なことでは
ありませんのでそれは思わないで下さい!!!
職B:看取りのサイン自体はしている方も
結構多いです。ただ意思はいつでも
変えられます。サインしていても、
この状態なのでやはり運んで下さい
と言うのも出来ます。広く考えてください!
物凄い変わりよう。
意思を変えられるなんて、さっきまでは
一言も言わなかった。むしろ一度決めたら
変えられませんよ、と言わんばかりの
話の進め方だったので…
恐らく私達の雰囲気からして向こうが
提示してきたことに対して何も言わない
人達だと勝手に思っていたんだと思います。
そして、医者がその場から居なくなった後
職A:向こうからつつきがあったので…
大変な時にごめんなさいね
なんでもあったらまたご相談しますし
宜しくお願いします🙇
と、急にペコペコ…
私はこの時、
自分の口でしっかりと伝えたことにより、
更に気持ちがこう強く固まった。
絶対に祖母を移す!!
そして、絶対看取り同意書になんて
サインしないんだから。
特にこの施設では看取られたくない
そんな風にも思いました。
それから少しして、私達の前に救いの手が
差し伸べられたのでした…つづく
