つづき
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それから約二週間後。
姉と祖母に会いに行ったとき。
元気そうではあるが
なんだか様子がおかしい…
気になって翌日も二人で行くことに。
先に姉が一人で施設へ
すると、熱が出て寝ているので
先生から説明します、と。
医師によると咳は全く出ていない
大丈夫との事だったが
前日も咳は止まらず出ていた…
祖母の様子が明らかに変だから
心配で病院に連れて行きたいような
入院させたいようなそんな相談を
姉がしたらしいんです。
すると、親身になって話を聞いてくれる
どころか鼻で笑われこう言われたそう。
病院に行くのは自由だが
この状態で病院に連れて行っても
すぐ帰されますよ？笑われる。
言っちゃなんだが、年齢も年齢なんだから
覚悟しなきゃだめですよ。
老衰っていうのがあるから。
って…
姉が一番に感じたのは、
医者なのに命を重んじてないんだな。
ここに預けとくのは怖い。
人を馬鹿にしていてすごく腹が立った、と。
そしてその時、びっくりし過ぎて
言葉が出てこなくなってしまったので
しっかり者の私が居てくれたら…
早く来て…と思ったそう。
(可哀想に。。)
二人で祖母のところに行くと
咳が止まらず痰も絡んでいて…
私達から見たら
結構これやばくないか？って
すぐにそう思った…
だがしかし。
その2、3日後に施設から連絡が来て、
容態が悪くなって入院になりました
笑われるんじゃなかったの？
帰されるだけじゃなかったの？
やっぱりね。
あの状態なら即入院だよ…
おばあちゃん…
この2、3日は自分のお部屋で
簡単な治療のみで頑張ったんだ。
本当にすごいよ…
生かされているこの命を
決して無駄に生きない！
小さい頃からそう聞いていたし
そう教えられてきました。
そんな場面にもう何度も遭遇したけれど
今まさに、おばあちゃんは
言い方悪いかもしれないけれど
身体を張って見せてくれてるね…
そんな風に思ったな。
しかしこれだけじゃない…
入院先の病院も、もう色々大変だった…
つ づ く