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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんばんは、
まなぶっちです。


今日は認知症に関する最新のニュースを取り上げてみます。


アルツハイマー病における茶カテキンの影響力についての研究が、
米国ミズー大学の研究者らによって発表されたというニュースがありました。


この研究ではアルツハイマー型認知症の症状を示す
マウスに迷路と巣作りをさせたところ
不完全な巣しかできなかったマウスに
アルツハイマー型認知症に効果があるとされている
「没食子酸エピガロカテキン(EGCG)」を与え、
再び迷路と巣作りを行わせるという実験を行い、
その変化を観察するというものであった。


アルツハイマー型認知症は、
脳内のアミロイドベータペプチドという物質が
蓄積し固まることで、脳内にアミロイド斑という
斑点が拡がることで起こる病気で
特に高齢者が加齢により発症する場合が多い病気です。


日本でも認知症と言われる症状の約50%~60%が
アルツハイマー型の認知症であるといわれています。


今回発表された研究ではアルツハイマーの症状を示すマウスに
EGCGを飲ませて、マウス用の運動器具で運動をさせたところ
記憶能力と認知機能に改善がみられたというものであった。


研究グループによると、EGCGを摂取と適度の運動により
マウス脳内にあったアミロイドベータペプチドの蓄積が
減少しており、
摂取前に測定した行動障害にも改善がみられたとのことでした。


このことから、人間でもEGCGの摂取と適度の運動により、
アルツハイマー型認知症が改善する可能性があるとこが
示された訳です。


日本では以前より緑茶をよく飲む人は「ボケない」と
いわれていましたが、
緑茶には豊富にカテキンが含まれている事を考えれば
この説が立証されたかたちになりましたね。


緑茶にはそれ以外にもコレステロールを減らす働きがあり
動脈硬化の予防にもなるといわれています。


私も、ペットボトルのお茶を良く飲んでいますが、
効果的な分量は一日500mlとのことですので
これを習慣にしていこうと思います。


また、適度の運動も脳の活性化には有効だと分かりました。

高齢者であればあまり過激な運動はできませんが
30分程度の散歩でも日課にすることで
随分違うようです。


30代、40代であれば週末にランニングや
水泳などを行うのもダイエットにもなり
好いかも知れません。


認知症予防のため、緑茶と適度の運動を
始めてみてはいかかでしょう。



今回も最後までお読み頂き、有難うございました。

本日はこれにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。


今日はクライアント先で打ち合わせがあり、
埼玉県の事業所に行ってきたのですが、

数日前、デイサービスの送迎車が
右折の交差点を曲がりきれず、前のバンパーをぶつけるという
事故報告を見る見る機会がありました。


運転していたのは、60代後半の
10年間、送迎業務を主に行ってきた
ベテラン職員だったのですが、
最近も事故が多くなってきたようで
施設長もそろそろ内勤への異動を考えている
とこ事でした。


60代後半の年齢を聞いて
私もつい1年程前の実家の母の起こした
交通事故を思い出しました。


母の事故は6メートル道路から
狭い道への右折時にガードレールに自動車の横を
引っかけてしまうという事故で
単独で特にケガもなかったのですが、
気になったのが、なぜぶつかったのか
原因をあまり覚えていないというところでした。


今回のクライアントの事故報告も
普段から使い慣れている施設の送迎車で
車間などは熟知している
ベテランの運転手がなぜ、そんな簡単なミスを犯したのか?


10年も行ってきた業務のはずなのに、
やはり本人が「何故ぶつかったのかよく覚えていない」と
私の母と同じことを言っているのですが、
これって偶然なのだろうかと
ちょっと疑問になりました。


最近、高齢者の交通事故が増えてきたとも
聞いているので、
もしかして、この手の事故が年齢からくるものであれば、
高齢者の車の運転にも注意を払う必要があると思います。


そこでちょっと調べてみると
高齢者の事故の特徴として次の点があることが分かりました。


1. 交差点での出合い頭事故や右折時の事故にかかわる割合が高い
  ~【交通状況判断に時間がかかったり不十分になってきている】


2. 信号、標識の見落としが多い
  ~【ぼんやり運転や進む方向だけに気を取られがち】


3. 安全不確認、一時不停止の割合が高い
  永年の運転の慣れから一時不停止による事故が多い
  ~【慣れた道でも油断しない。だろう運転は絶対にしない】


4. 運転機能の低下からくるハンドル・ブレーキ操作不適による事故が多い
  ~【健康や運転に自信がなくなってきた人は運転を控える勇気も必要。】
 ~【運転に自信がなくなったときは、家族と相談し運転免許の自主返納も考えましょう。】


5. 「狭い道路での信号機のない中小規模の交差点」、「カーブ」での交通事故が多い


6. 夕方5時台が、最も高齢者の死者数が多い


二つの例は、1番目に該当する事故ですが、
まさに高齢者の事故の特徴的なものであることが分かります。


クライアントの事故報告書では
再発防止策は運転中にはより注意するような内容だったと思いますが

さっそく事故を起こした人の適格性を検討して
年齢からくる事故で内科の確認をお願いしました。


送迎につく限りは、利用者に無万が一のことがあると大変です。


ベテラン職員であっても、上記の1から6までの
傾向が無いかをしっかりとチェックしておくことが
事故の防止にもつながるかも知れませんね。


転ばぬ先の杖も大事かも知れないと
感じた1日でした。


ちなみに実家の母もこのところ
車を運転することがなくなったようです。


もっとも同居している弟がいつも運転手に
駆り出されているようですが・・・・・



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。







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こんにちは、
まなぶっちです。


今日、一番気になったニュースが
『「まるで奴隷!」 フィリピン人が大阪の介護施設を集団提訴へ 』
やっぱりというと失礼かも知れませんが、
いずれこの手の問題は起きるだろうと思っていました。


介護人材の不足については、何度もふれました。


日本の人口比率が今後大きく変化するとは
想像できません。


高齢者率の増加と労働人口の減少により、
ただでさえ、働く人の数は減っているという現状で
介護業界の人手不足は深刻な問題であることは
このブログでも何度か取り上げてきました。


そこで、考えせれているのが
介護や医療分野での外国人労働者の受け入れです。


私は、人材の確保が困難である以上
外国人労働者を受け入れていかないと
介護・医療の産業自体が成立できなくなってしまうと
思っているので受け入れには賛成の姿勢をとっています。


しかし。受け入れるにあたって様々なクリアーしていくべき
課題があると思います。


そう言った幾つかの課題をクリアーしておかないと
どこかで歪みが生じてしまうという懸念がありましたが


今回の
『「まるで奴隷!」 フィリピン人が大阪の介護施設を集団提訴へ 』
というニュースは、まさにその懸念の一つでした。


具体的には、外国人労働者に対して
低賃金であったり、長時間労働をさせたりといった
不当な扱いをしないよう、
法制度の整備をしたうえでの受け入れをしないと
外国人労働者が介護職としてしっかりと定着しないのでは
ないかという懸念です。


以前からよく耳にすることですが、
企業の職業研修で日本に来ている外国人が
ビザが切れても不法に滞在したり、
研修先の企業から逃げ出してしまうといった事は
かなりの頻度で起きています。


医療や介護であっても、
同様のことが起きてしまう可能性もあり
せっかく仕事を覚えても有る日突然消えてしまう
と言った事も起こりえるわけです。


そのため、介護職として定着してもらうためには
人権擁護の観点も考慮した透明性のある公平な法制度を
整えておく必要があると思います。


外国人労働者であっても、安心して仕事に取り組める
そんな状態を確保しておかなければ、
いつまでたっても人手不足は解消できません。


日本人でさえ、長時間労働やサービス残業の問題、

全業種の比率からしても低い給料水準であるなど
業界全体の潜在的問題もあることは承知しています。


今回のように極端に例は少ないかも知れませんが、
外国人労働者に不利益な状態になりやすい環境であることは
変わりありません。


こういった問題を積極的に解決していかない限り、
介護業界の人不足はいつまでたっても改善できない問題となります。


問題を先送りせず、しっかりと対応してほしいと
願うばかりです。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。


本日は、これにて。




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