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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんばんは、
まなぶっちです。


このブログでも、時々話題にしていますが、
超高齢化社会の大きな波が約10年後にやってきます。


その時には、介護職の不足や入居施設などの不足が深刻化して
介護を受けたくも受けられない人が相当数になるのではと
予測しています。


私としては、経営コンサルという立場上
介護事業の経営者の方々から、
どういった準備をしておくべきか等の
相談を受けるケースが多くなりました。


将来のこの国の課題を直視していくと
就業者の確保がもっとも大きな課題であると
私は考えているので

人事制度の確立や福利厚生の充実を含む
就業者のモチベーションアップがもっとも大切だと
考えています。


介護は人が提供するサービス分野です。
肝心の就業者がいなければ成り立たない訳ですが、
現在でも深刻な人不足の状況です。


今後もっと深刻な事態に発展する可能性もあります。


その要因の一つに「給料が安い」があります。


介護サービスを行うには
それなりに従事者の絶対数が必要であることから
人件費がかさむ構造であることは分かります。


しかし、そこにメスを入れないと
人が集まらないというジレンマに陥っていて
どうにも抜け出せない事業者が多くあります。


そこで、大切になるのが収益構造を変えていくという
試みではないかと思っています。


例えば、新規事業所を立ち上げる場合には
建設コストなどをできるだけ抑える工夫。


人員を効率よく動かすための動線を考えた設計。


ITやロボット技術などの効果的な利用。


など、コスト削減と効率化を行い
職員への還元を行えるようにすることが必要だと
思っています。


世間では、地震などの大規模災害を大きなリスクととらえ
BCPの策定を行っている企業も多いと思いますが
介護の業界では現実的に最大級のリスクとなる可能性があります。


私のクライアントには、その点を含め
リスク対応の準備を指導しています。


次回は収益構造を変えるという意味で
低価格の有料老人ホームの展開を始めた
ワタミの介護の試みについて考えてみたいと思います。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。

それでは本日はこれにて。





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こんばんは、
まなぶっちです。


週末、実家に帰ったついで、
おいしいと評判のラーメン屋によりました。


最近できたお店なんですが、
実家の母の話では、
いつも外に列ができているとのことなので
ちょっと遠回りして寄ってみたのですが、
お店があったのが、子供の頃住んでいた
家の近くでした。


周りの様子はすっかり変わっていましたが
何となく、昔の雰囲気は残っていて
ラーメンの味より懐かしさが印象に残った1日でした。


人間不思議なもので、
ここ何10年も思いだしたことのなかった
父親の祖母、私のひいおばあちゃんの事を思い出しました。


今はなくなってしまいましたが、
父親の生家が近くにあり、
ひいおばあちゃんは
父の両親(私の祖父母)と兄弟(伯父、叔母)と一緒に
住んでいたので、よく父親につれて行かれた場所です。


小学校に上がる前の事なので
それほど覚えていないのですが、
今考えると一つ強烈に覚えているのは
かなり重度の認知症だったということです。


当然、子供だった当時の私は
認知症などと言う病気(当時は痴呆と呼んでいたと思います)
など、分かっていませんでした。


何せ父に連れられて、ひいおばあちゃんに会うと
開口一番、私の事を父の名で呼び、
「まだ蟻んこが怖くて泣いているのか、まったく」と
お決まりのセリフを言われます。


父親は幼いころ、小さな蟻をみても
大泣きしていたようなのですが、
私を父と思いこみ、
昔の話をいろいろと話してくれました。

ただ、それが何回も同じ話の堂々巡り。


子供心に、とても疲れてしまったように
記憶しています。


徘徊も頻繁にあり、
よく「ばあちゃんが、またいなくなった」と
みんな総出で近所を探しまわることも多く、
そのうち、住所と名前、電話番号が書かれた布を
背中に縫いつけてある着物をことになったのですが、


当の本人は、それをえらく自慢していて
「わしの名前知ってるかや、ほれ」と
私に良く見せてくれたのを覚えています。


いま思うと、介護は家で行っていたのですが、
みんなひいおばあちゃんの話を笑いながら聞いたりして
なんとも愛情のある接し方をしていたんだなと思います。


その当時は、家族も多く、
現在のように高齢者がそんなに多くなかった頃の
話ではありますが、
介護の理想の姿があったのかも知れません。


ちょっとノスタルジーな気分になった
ある日の出来事でした。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。





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こんばんは、
まなぶっちです。


週末、実家の両親から
介護保険の認定について聞かれました。


なんでも、近所の知り合いで
奥様が自宅の浴室で転倒していらい
介護のサービスを受けたいがどうしていいのか
分からないという旦那さんの相談を受けたとのこと。


当人たちもあと2年ほどで対象年齢になるのですが
実際の手続きなどは意外と知らないようで
私に相談してきたという訳です。


介護保険を使うためには
介護度を認定してもらう必要があるので
まず、認定調査を受ける必要があります。


役所の介護吹くかなどに問い合わせれば
相談に乗ってくれるのですが、
近くの地域包括センターが有れば
そこに相談する方が速いので
ネットで近くの地域包括センターを調べて
連絡先を教えました。


まだ、対象の年齢になっていないとはいえ
まったくこの手の知識がないことが
意外だったので、

せっかくだったので介護保険の仕組みを
簡単に説明してきました。


父親は、
「介護保険の仕組みをちゃんと分かっている人は
以外に少ないじゃないか」
と言っていましたが、
実際介護保険の受給対象者でも
介護保険のサービスを利用している人は
高齢者人口の30%程度だと考えれば
あながち、間違ってはいないかも知れません。


また、父親が素朴に話していましたが
サービスの種類が多すぎて
結局どんなサービスを受けたらいいのか
分からないとも言っていました。


私のように多少仕事で関わっていても
確かに分かりずらい面も多くあるのも事実です。


これが利用する立場に立つと
もっと分かりづらいだろうなと感じていました。


肉親とはいえ、実際に直にそういった声を聞くと
やはりそうなのだろうと改めて考えさせられました。


介護保険のサービスを受けるには
やはり介護支援専門員の力が大きいと思いますが、
今回、その資格要件が厳しくなりました。


確かに資格者の資質向上は重要ですが
押し寄せる高齢化の波に対して
資格者の絶対数は大丈夫なのかと
少し気になります。


現場では利用者の多い地域の介護支援専門員が
労働過多になっていると聞くことが有ります。


正確なデータは有りませんが、
今後の事を考えると
現在の介護保険のサービス種別を
統廃合するなど分かりやすい制度への転換や
さらなる資格取得支援などを
本格的に検討すべき時期ではないか感じます。


今回も最後までお読み頂き、有難うございました。


本日はこれにて。





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