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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


今日の最新ニュースは、認知症への対応を二つ取り上げました。


脳への磁気刺激による症状改善には注目したいところですが、


それ以上に認知症発症前の予防の研究は、


やがて高齢期を迎える私たちのとっても
重要な研究テーマではないかと思います。


アルツハイマー型認知症は脳への磁気刺激で改善する!? - MEDLEY(メドレー)


アルツハイマー型認知症は、日本で診断される認知症のうち約半分を占めると言われています。
しかし、有効な治療は確立されていません。
今回の研究では、そのアルツハイマー型認知症患者に対して、
反復経頭蓋磁気刺激法(rTMS)という頭への磁気刺激を適用したところ、
認知機能などの健康状態が改善したという結果を示しました。

脳科学の分野は、近年めざましく発達した分野だと感じています。


MRI等の画像診断技術の進歩もあり、脳の働きが次づきと解明し
アルツハイマー病等への新たな治療法の確立に向け
今回の研究成果も役立つ者になると思われます。


アルツ発症前から脳観察、認知症予防へ臨床研究 - 読売新聞


東京大や大阪市立大の研究チームは今秋から、
認知症の発症を防ぐ治療法の開発を目指す新たな臨床研究を始める。
将来、ほぼ確実に認知症になる遺伝子を持つ「家族性アルツハイマー病」の未発症者
50~60人に協力を求め、脳内にたまる原因物質の状態などを数年かけて調査する。


実は、『将来、ほぼ確実に認知症になる遺伝子を持つ「家族性アルツハイマー病」』
というものを今回の記事を見て初めて知りました。

記事内でもありましたが、現在認知症に関する薬は
認知症の進行を遅らせる薬はあっても、
完全に止める薬は開発されていません。


認知症の発症が予想できる「家族性アルツハイマー病」の研究をすすめることは、
認知症の予防にとって大きな成果が期待できるのではないかと感じます。


病床削減 行き場なくさぬ支えを - 信濃毎日新聞

全国の病院のベッド(病床)数を10年後の2025年に、現在より1割以上減らす―。
医療費の適正化を議論している政府の専門調査会が、病床数の削減目標を打ち出した。
入院治療の必要がない人を自宅や介護施設での医療・介護に移行することで、
高齢化に伴って増え続ける医療費を抑える狙いがある。
ただ、地域の受け皿は十分ではなく、在宅での生活を支える態勢も弱い。


介護費と同様に医療費の抑制は、日本の将来にとって大きな課題である。
ただ、現在議論されているのは、入院対象者の削減が中心であり、
入院出来ない多くの患者が、在宅に残されてしまう可能性があり、
もっと積極的な議論が必要ではないかと感じる。





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こんにちは、
まなぶっちです。


介護施設への入居を考えるきっかけに
認知症の介護疲れがあります。


有料老人ホームなどの紹介センターを経営する知人の話では
最近、入居の相談に訪れる顧客のなかでも
身体的・精神的にもかなり疲れている方が
増加傾向にあるとの事でした。


ただ、肝心の受け入れ施設では
まだ、認知症の方への対応が十分ではないところも多くあり、
認知症への専門知識や職員のスキル向上は
業界全体で対応して欲しい課題と感じると話していました。


私のクライアントでも重度の認知症、
特に自傷行為や合力行為がある方の入居を
断ることもあるそうです。


クライアントの施設長も在宅での生活に困り
施設入居を希望されている方には、
「介護施設の本来の目的を考えれば、
大変申し訳なく感じている」といっておられましたが、
入居後、他の入居者や、その家族とのトラブルを考えると
致し方ない選択だともはなされていました。


確かに認知症については、以前に比べかなり変わってきたものの
まだ、社会の理解については十分な段階とはいえないかも知れません。


認知症患者に対しては、その症状や背景をしっかりと理解して
適切に対応すれば、自傷や暴力行為、徘徊といった問題行動も
何とか抑えていくことも出来ますし、
専門医との協力で薬の処方などによる治療も可能となってきました。


介護職員などもしっかりとした専門知識をもって対応していければ、
重たい認知症の方でも受け入れも可能となるはずです。


ただ、現在のように介護職員の人材不足が深刻になりつつあるなかで
どうしても手のかかる重度の認知症入居者に時間をとられてることに、
二の足を踏んでしまう状況もあると思います。


こういった状況は今後、もっと深刻な状況になりかねません。


もちろく、認知症に特化した特色を売れ物に出来る
施設も出てくると思いますが、そういったところも
入居するには競争が高くなってしまうことも予想できます。


医療の分野でも、治療薬の研究などが進んだり
脳科学の分野では認知症の原因究明などの研究も行われています。


こういった研究から認知症は若いうちの生活習慣などにより、
リスクを軽減できることがわかってきました。


出来るだけ早い医学的な治療方法の確立などに期待しつつ、
現在出来るリスクの軽減にも注意を怠らないようにしたいものです。


私の両親にも注意を促して生きたいと思いますが、
それ以上に私自身も認知症の予防に心がけていこうと思います。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。

本日は、これにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。


今日は朝から雨が降ったり止んだりの天気です。


梅雨の間なので仕方がないですが、
週末は外出してリフレッシュしたいですね。


では、今日の医療・介護関連の気になったニュースです。


介護保険、法改正で負担増 年数十万円も - 日本経済新聞


介護保険法の改正に伴う利用者の負担増が8月から始まる。
一定の所得以上なら自己負担が1割から2割にあがり、
これは65歳以上の約5人に1人にあたる。
特別養護老人ホーム入居者への補助も条件が厳しくなり、
1割負担のままの人も費用が年数十万円規模で増える可能性がある。
老後資金の抜本的な見直しが必要になるかもしれない。


医療・介護に関する財源不足の影響が
色々なところで表面化してきたという印象ですね。


延期になりましたが、消費税率が10%になっていたら
目も当てられなかったかも知れませんね。


老人施設入居権詐欺の相談急増 名義貸し持ちかけ - 日本経済新聞


老人ホームなどの入居権をめぐって現金をだまし取る手口の特殊詐欺被害の相談が
急増していることが20日、国民生活センターへの取材で分かった。
専門家は「少子高齢化が進み、資産が集中する高齢者世帯が狙われている」と
注意を呼びかけている。


オレオレ詐欺など、高齢者を狙った先が後を立ちませんね。
特別養護老人ホームなどの待機者増加の問題や
高齢者世帯(特に独居)の増加などが背景にあると思われます。


こういった高齢者を狙った詐欺などに対して
行政や地域などによるサポート体制などを構築していく
必要性もあるかと思います。


 【脳を知る】認知症にみられる「夕暮れ症候群」


 入院中なのに昔を思い出し「家に帰る」という患者 - 産経ニュース

そろそろ家に帰らせてもらいます」
入院中の85歳の女性が、病棟にいた私に言ってこられました。
「どうしたんですか?」と尋ねると、
「そろそろ子供が学校から帰ってくるので、
晩ご飯を作らないといけないんです」と答えてくれました。


認知症患者のいる病院や介護施設ではよく聴きますね。


海馬の萎縮などによる短期記憶障害などの影響もあるようですが、
子育てを経験した女性にとって、
子供の世話にはとても神経を使っていたことがあり
記憶に深く刻まれているのでしょう。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。




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