認知症の受け入れと将来のリスクへの予防について | 介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

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こんにちは、
まなぶっちです。


介護施設への入居を考えるきっかけに
認知症の介護疲れがあります。


有料老人ホームなどの紹介センターを経営する知人の話では
最近、入居の相談に訪れる顧客のなかでも
身体的・精神的にもかなり疲れている方が
増加傾向にあるとの事でした。


ただ、肝心の受け入れ施設では
まだ、認知症の方への対応が十分ではないところも多くあり、
認知症への専門知識や職員のスキル向上は
業界全体で対応して欲しい課題と感じると話していました。


私のクライアントでも重度の認知症、
特に自傷行為や合力行為がある方の入居を
断ることもあるそうです。


クライアントの施設長も在宅での生活に困り
施設入居を希望されている方には、
「介護施設の本来の目的を考えれば、
大変申し訳なく感じている」といっておられましたが、
入居後、他の入居者や、その家族とのトラブルを考えると
致し方ない選択だともはなされていました。


確かに認知症については、以前に比べかなり変わってきたものの
まだ、社会の理解については十分な段階とはいえないかも知れません。


認知症患者に対しては、その症状や背景をしっかりと理解して
適切に対応すれば、自傷や暴力行為、徘徊といった問題行動も
何とか抑えていくことも出来ますし、
専門医との協力で薬の処方などによる治療も可能となってきました。


介護職員などもしっかりとした専門知識をもって対応していければ、
重たい認知症の方でも受け入れも可能となるはずです。


ただ、現在のように介護職員の人材不足が深刻になりつつあるなかで
どうしても手のかかる重度の認知症入居者に時間をとられてることに、
二の足を踏んでしまう状況もあると思います。


こういった状況は今後、もっと深刻な状況になりかねません。


もちろく、認知症に特化した特色を売れ物に出来る
施設も出てくると思いますが、そういったところも
入居するには競争が高くなってしまうことも予想できます。


医療の分野でも、治療薬の研究などが進んだり
脳科学の分野では認知症の原因究明などの研究も行われています。


こういった研究から認知症は若いうちの生活習慣などにより、
リスクを軽減できることがわかってきました。


出来るだけ早い医学的な治療方法の確立などに期待しつつ、
現在出来るリスクの軽減にも注意を怠らないようにしたいものです。


私の両親にも注意を促して生きたいと思いますが、
それ以上に私自身も認知症の予防に心がけていこうと思います。



今回も最後までお読み頂き、有難うございます。

本日は、これにて。




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