介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言 -50ページ目

介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


クライアントからの相談の中に
「インシデント」や「アクシデント」等の再発防止策について
アドバイス求められることがあります。


「インシデント」とは、「ヒヤリ・ハット」といわれ
事故に至る前に、気がついたものや
「危ない」と思った者等を総称したものとして使われていて、
「アクシデント」実際に起こった事故などを示すのに
使われているケースが一般的です。


ただ、こまかな捉え方は施設なより若干の違いがあり
事故でも軽微なものを「インシデント」と示して
事故に至らないものを「ヒヤリ・ハット」と示すところなどもあり
「アクシデント」を使わないところもあります。


いずれにしても、こまかなニアンスの違いがあっても
記録に残す必要があるような事故やその手前の出来事を
示すものと思って頂ければ結構です。


そういった事故あるいは事故の可能性があった出来事については
インシデント委員会や事故対策委員会など、名称はまちまちですが、
機能としては、事故等の再発防止などを検討する話し合いの場
(カンファレンス)で話し合われています。


その中で、最近「誤薬」についての報告が増えているような
気がしています。


この「誤薬」ですが、行政が発行しているガイドラインでは
介護サービスの利用者に対して、介護スタッフがその方が飲む
「服薬」を間違えたり、忘れたり、口に含んだ薬が口からこぼれたり
飲み込まず、口に残っていた
なんてケースを「誤薬」として取り扱うようになっています。


何故、誤薬が増えているかと考えてみたのですが、
平成24年に介護保険法が改正されたときに、
介護保険行政の一部の事務が都道府県から地方自治体へ
移管された関係で、条例や基準の見直しが行われ
事故の報告等のガイドラインも見直しを行ったところも
多くありました。


そういった関係で、今まで報告が必要だと思われていなかった
「誤薬」につていても報告義務を課すところも多くなり
その結果、施設内での報告も多くなった
という背景もあるかと思います。


しかし、別の観点から見てみると
行政が報告を求めるということは、
「誤薬」によって介護サービスの利用者や
施設の入居者の身体に影響が出るような事故が
実はかなり発生しているのかとも考えられる訳です。


そこで、ちょっと調べてみたのですが、

今年の4月


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高齢者に出やすい副作用を防ごうと、日本老年医学会は、
医療者向けの「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン(指針)」を10年ぶりに見直す。
中止を考えるべき医薬品約50種類を挙げ、やむを得ず使う場合の方法も盛り込んだ案をまとめた。

学会のウェブサイトにリストなどを公表、意見を求めて6月までに正式決定する。


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というニュースがありました。


このことから、薬のなかには高齢者が飲むと危険な医薬品があり、
もし、間違えて薬を飲んだことにより、身体に影響が出てしまう
危険性があることも分かりました。


そんなことから、事故報告等に「誤薬」を含め
しっかりとした対応を求めていくことになったのかも知れません。


関連して、7月24日に


宮崎県の有料老人ホームで、19種類の薬が処方されていた
90代の女性が「誤薬」原因で死亡した事件も発生しています。


薬を間違えることが、重大な事故につながる
危険性があることを自覚して、
しっかりとしたルール手順を確立するとともに
事故防止に努めていく必要があると
改めて感じた次第です。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日は、これにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。


学生時代にドイツを中心にヨーロッパを
貧乏旅行したことがありました。


列車の2等席が14日間乗り放題のパスを購入し、
ガイド本の「地球の歩き方」を片手に
その時、気になった駅で降りて
宿泊先を探すような旅でしたが、
貴重な体験ができ、いい思い出として
今でも自分の宝物だと思っています。


その時に、パリに立ち寄り
北駅からシャンゼリゼ通りに出て、
凱旋門まで、お洒落なお店を覗いたり
カフェで食事をしたりして
散策をしたのをよく思い出します。


そうそう、その時感じたのですが、
ドイツを中心にあちこちまわっていた時は、
英語で質問すれば、だいたい通じて
そんなに不便な感じはしませんでした。

ライン川の横であった初老の男性は
私たちの質問に回答しようと
一生懸命英語を思い出そうと
努力してくれました。


ところが、パリでは英語で話しかけても
殆どの人がフランス語で答えてきました。


私たちの質問の意味は分かっているようなので
英語がまったく分からない訳ではないと思うのですが、
「絶対英語を使うもんか」という感じがありありと出ていて
当時はすごく不親切だなと感じた。


いま思うと、英語しか話せない東洋人を
バカにしていたわけではなく、
フランスの人は、フランス語に何より誇りを持っている
という表れだと知り、
なるほどなと、妙に納得したことを思い出しました。


ところで、話がでた凱旋門ですが
ちょうど179年前の今日7月29日に完成したそうです。

実際に凱旋門を見てから


15年以上たってしまいましたが、
フランス語にそれほど誇りを持っている
国民性ですので、きっと凱旋門などの
自国の文化遺産にもなみなみならぬ
思い入れがあるのだろうな、
なんて、ふと考えている自分が面白かったです。


今日は凱旋門完成の日ということで、
昔の話を思い出した次第です。


最後までお読み頂き、有難うございます。

では、これにて。




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こんにちは、
まなぶっちです


今日は、湿気は高いですが、
昨日までの強烈な暑さもちょっと落ち着いた感じですね。


しかし、知らず知らずのうちに体にダメージが
蓄積されていることもあります。


自分の健康には注意していきたいです。


本日の気になる介護・医療の最新ニュース


パナソニック、介護サービス付き高齢者用住宅を川崎にオープン - 首都圏初

 -BIGLOBEニュース


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パナソニックエコソリューションズ社
エイジフリービジネスユニット傘下の
パナソニック コムハートは7月27日、
サービス付き高齢者向け住宅の首都圏初進出拠点となる
「エイジフリーハウス川崎登戸を9月1日にオープンすると発表した。


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先日の東京海上に続き、
今回はパナソニックです。


このところ、異業種の参入が目立ってきた介護業界ですが、
特にサービス付き高齢者向け住宅への参入が増えています。


特別養護老人ホームや有料老人ホームなど
入居型の施設数は不足がちで、
特に特別養護老人ホームの待機者増加については
何度もマスコミで取り上げている程、社会問題となっています。


入居の資格要件を要介護3以上の高齢者と
厳しく限定しましたが、入居待ちの状態に
改善はみられていない状況です。


この受け皿として、期待されていた
介護付有料老人ホーム(特定施設)も、
不透明な前払い金問題や
全体的に費用が高額であること
また、保険者である自治体の総量規制などの影響により
新規開設の勢いも無くなってきたことにより
特養の待機問題を補えるものとはなっていません。


そこで、現在比較的開設のしやすい
サービス付き高齢者向け住宅に参入する
企業が増えているかも知れません。


もうひとつ大切なこととして、
現在、国の施策としては施設介護から在宅介護へ
大きくシフトしていという背景も忘れてはいけない要素です。


サービス付き高齢者向け住宅といっても、
介護保険のサービスを提供するのは
ほとんどが訪問介護・訪問看護などの
居宅サービスを利用するケースがほとんどで
サービス付き高齢者向け住宅は基本的には住宅であり
入所型の介護施設とは根本的に性質が異なっている点があげられます。


つまり、施設に入居せざるを得ないのは重介護が必要な人に限られ
比較的軽い人は在宅で介護サービスを受けることになるわけです。


サービス付き高齢者向け住宅が比較的開設しやすいのは、
在宅と施設の間を埋める存在として
国の施策と合致しているからかも知れません。


今回も川崎市に開設される
パナソニックのサービス付き高齢者向け住宅には、
建物内に地域密着型の介護保険サービスである
小規模多機能型居宅介護事業所「エイジフリー小規模多機能ケア川崎登戸」が
併設されいるとのことです。


この点からも、在宅での介護を中心とした
企業の戦略の一端がうかがえる気がします。


パナソニックグループの介護施設としては、
近畿エリアで13拠点を既にオープンしているが、
「エイジフリーハウス川崎登戸」は
首都圏へ初進出となるとのことです。


最後までお読み頂き、有難うござました。

本日は、これにて。




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