介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言 -44ページ目

介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


前回、嚥下障害が起きた場合、
デメリットになることを幾つかあげてみました。


毎日の事ではありますが、
普通に食事が取れる健康状態というのは
とても有難いことだと
最近特に感じるようになりました。


それと同時に、高齢になっても
健康状態を維持して、
今と変わらない生活を少しでも長く
続けられることはとても大切なことだと
感じています。


これは、私だけではなく、
私の妻やお互いの両親にも言えることですし、
全ての人に共通した願いだと思います。


それゆえに、医療・介護の分野では、
少しでも自分の口で食べられるよう
支援していくことは、
その人の人生の質(QOL)を向上させるためにも
大切なことだと見直されてきたのでしょう。

最近では色々な取り組みが行われています。

そこで、自分で食べるという
メカニズムを少し見ていこうと思います。


前回取り上げた嚥下とは食べ物を飲み込み
胃に送ることを指しますが、
食べ物を見てから、咀嚼(そしゃく)して嚥下する
この一連の動きを「摂食(せっしょく)」といいます。


この、摂食・嚥下には以下の5つの段階あります。


1、先行期(認知期)


食べ物であると認知(意識)して、
その食べ方を判断したり唾液の分泌を促したりする段階

2、準備期(口腔準備期)


食べ物を噛み砕く等、咀嚼して飲み込みやすい形状にする段階で、味の伝達等を行う。


3、口腔期


食べ物を舌を使い、口腔から咽頭に送り込む段階


4、咽頭期


食べ物を嚥下反射によって咽頭から食道に送り込む段階


5、食道期


食べ物を食道から胃に送り込む段階


このように、食べる(摂食・嚥下)メカニズムを
段階毎に分解してみると分かりますが、
どの段階において何らかの機能的な障害が起こると
食べ物を摂取することが困難となってしまいます。


摂食・嚥下の機能は年齢とともに低下していくといわれています。


高齢の方に、食事を提供する場合には


・食べようという意思があるか


・中枢である脳に障害がないか


・口腔,咽頭,喉頭,食道に障害がないか


等を総合的に把握する必要があります。


年齢とともに摂食・嚥下機能が低下してしまっても、
その方にあった食べる喜びを得られるためには
どうしたらいいか?


人生の質(QOL)の向上のためには、
この点を考えていくことは
非常に大切なことだと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。





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こんにちは、
まなぶっちです。


夏休み西伊豆の旅行で
楽しみだったのはやはり食事。


特に地元の魚貝類です。


今回も金目鯛のお寿司を
堪能して帰ってきました。


前回もふれたのですが、
こうやって美味しいものを
自由に食べることができることは
とても幸せなことだと感謝しています。


そして、こういった食べ物が
自由に他へられなくなる症状が
嚥下障害ということになります。


この嚥下障害についてですが、
最近色々な場所で注目されています。


2006年に行われた、介護保険と医療保険の
報酬が改定では、嚥下障害に対する取り組みを
評価するように改正されましたが、
背景には、食べる事が充実した人生を送るためにも
重要な要素となっていることが反映された為と思われます。


冒頭でふれたように、美味しい食べ物を満喫できる幸せは、

人生においても大切な事だと見直された結果ではないでしょうか?


そういった背景から、嚥下機能が低下しても
好きなものを食べたい・食べさせたいという
ニーズも多くなってきたものと思います。


現在では、こういったニーズに対して
様々な試みが行われている訳ですが、
ここで、嚥下障害のデメリットをまとめてみました。


まず、嚥下障害により、食べ物を摂取することが難しくなります。

そうなると、脱水症・栄養不良等を生じさせ、
生命を維持するための昨日が低下してしまいます。


次に、嚥下障害により、実際に食べたものがうまく食道に入らず、

窒息や肺炎を起こすことがあります。


これを誤嚥(ごえん)と言いますが、

この誤嚥が原因で起こる肺炎を誤嚥性肺炎と呼んでいます。

高齢者は誤嚥性肺炎による窒息するリスクが高くなります。


また、嚥下障害により、自分で食べのを口から摂取できなくなり、
鼻からや胃ろう(胃に直接栄養や水分を注入する穴をおなかに開けること)

からの経管栄養となってしまうことで、食べ物を「食べる楽しみ」が無くなってしまうなど

生命維持だけでなく、人生の質(QOL)の低下を招く多いな原因となってしまいます。


このように、だ経る事の大切さについて
現在様々な試みが行われていますが、
前回取り上げた「スマイルケア食」も
その試みの一つになる訳です。


次回から、嚥下障害に対する
様々な取り組みをいくつか紹介していこうと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。


昨日、旅行先から自宅に戻り
また、通常の生活が始まりました。


お盆過ぎ、秋の虫の声も随分多くなり、
もう秋の気配を感じ始める時期ですね。

もう少し、夏の気分を味わいと思ったのですが
今日は残念ながら雨模様。


もっとも休み明けなので
これくらいが丁度良いかも知れません。


さて、旅行中はたっぷりと旅館の食事を
満喫させていただきました。


やったり、その中でも海の幸は
特に満足して頂きました。


こんな風に、食事を満喫できるのも
健康のおかげだと思います。


これが、高齢になるほど、
食べること自体が難しくなります。


ただ、最近では
素材の形状や栄養をそのまま残しつつ、
舌でつぶせるくらいの柔らかさにする技術や
素材の味をできるだけ崩さないような
調理法などが研究されています。


一般的には「介護食」と呼ばれるていますが、
現在、農水省が中心にこういった食形態のものを
「スマイルケア食」という名称で統一されるようです。


この「スマイルケア食」という名称
実は、私も最近まで知れませんでしたが、
実は昨年公募できまったそうで、
農水省はかなり大々的にキャンペーンを行っているようです。


確かに一般的に「介護食」と呼ばれることが多いですが、
適用の範囲や基準がまちまちで、名称も色々あることから
概念や基準を統一した方が分かりやすいと感じていました。


そこで、今後は私も高齢者向けの食品や食形態を
「スマイルケア食」と呼ぶことにします。


この「スマイルケア食」ですが、
現在、農水省が日本農林規格(JAS)など
新たなルールの導入を検討しており、
食品の硬さ等嚥下機能等に応じて商品を選べるといった
ルール化を目指しているとのこと。


現在、「病院食」と呼ばれるものや「介護食」と呼ばれるものなど
様々な呼ばれ方をしているものが多くでまわっています。

私としても国レベルの基準で統一されていく方向性としては
是非必要なことだと感じていたので、
今後の「スマイルケア食」の動向に期待していきたいと思います。



一般的な介護食ってこんな感じです。

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