摂食嚥下のメカニズム | 介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


前回、嚥下障害が起きた場合、
デメリットになることを幾つかあげてみました。


毎日の事ではありますが、
普通に食事が取れる健康状態というのは
とても有難いことだと
最近特に感じるようになりました。


それと同時に、高齢になっても
健康状態を維持して、
今と変わらない生活を少しでも長く
続けられることはとても大切なことだと
感じています。


これは、私だけではなく、
私の妻やお互いの両親にも言えることですし、
全ての人に共通した願いだと思います。


それゆえに、医療・介護の分野では、
少しでも自分の口で食べられるよう
支援していくことは、
その人の人生の質(QOL)を向上させるためにも
大切なことだと見直されてきたのでしょう。

最近では色々な取り組みが行われています。

そこで、自分で食べるという
メカニズムを少し見ていこうと思います。


前回取り上げた嚥下とは食べ物を飲み込み
胃に送ることを指しますが、
食べ物を見てから、咀嚼(そしゃく)して嚥下する
この一連の動きを「摂食(せっしょく)」といいます。


この、摂食・嚥下には以下の5つの段階あります。


1、先行期(認知期)


食べ物であると認知(意識)して、
その食べ方を判断したり唾液の分泌を促したりする段階

2、準備期(口腔準備期)


食べ物を噛み砕く等、咀嚼して飲み込みやすい形状にする段階で、味の伝達等を行う。


3、口腔期


食べ物を舌を使い、口腔から咽頭に送り込む段階


4、咽頭期


食べ物を嚥下反射によって咽頭から食道に送り込む段階


5、食道期


食べ物を食道から胃に送り込む段階


このように、食べる(摂食・嚥下)メカニズムを
段階毎に分解してみると分かりますが、
どの段階において何らかの機能的な障害が起こると
食べ物を摂取することが困難となってしまいます。


摂食・嚥下の機能は年齢とともに低下していくといわれています。


高齢の方に、食事を提供する場合には


・食べようという意思があるか


・中枢である脳に障害がないか


・口腔,咽頭,喉頭,食道に障害がないか


等を総合的に把握する必要があります。


年齢とともに摂食・嚥下機能が低下してしまっても、
その方にあった食べる喜びを得られるためには
どうしたらいいか?


人生の質(QOL)の向上のためには、
この点を考えていくことは
非常に大切なことだと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。





福祉・介護 ブログランキングへ