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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


本日は介護関連で大きなトピックスがありましたね。

一つは、川崎市の有料老人ホームで起きた
入居者への虐待映像が公開されたこと。


私もクライアントには幾つかの介護事業者がいます。


介護を取り巻く環境は、介護人材の不足や国の財源不足など
非常に厳しい環境にあることは間違いはありません。


行政が実施する介護事業者向けの「集団指導」などでは
盛んに高齢者虐待の問題を取り上げていることから、
実際にこういった高齢者への虐待行為が
実際に増加しているという状況を把握していてのことかも知れません。


実際の映像を見ましたが、
非常にショッキングな映像でした。


この有料老人ホームでは、
不可解な転落による死亡事故が
2ヶ月間で3件も起きていて
関係者の関与が疑われていることでも
注目を集めていますが、
転落や虐待といった事件・事故の多発には
施設内の管理態勢にも大きな問題があると思われます。


こういった痛ましい事件が続かないよう
介護事業者は、状況の確認や調査なの実施等
この機会に今一度確認しておくことが必要と考えます。


私は、プライバシーの配慮から
居室にビデオカメラの設置については
反対の姿勢をしてきましたが、
こういった事件が発生してしまう以上
ビデオカメラの設置などについても
もう一度再考していく必要があると
考えさせられました。


また、施設で働く皆さんにおいては、

自分の事業所で不可解な事例は発生していないか

この機会に確認してほしいと思います。

もし、見つけた場合は勇気をもって

上司や同僚に相談して下さい。

上司や同僚が取り上げてくれないようなら

直接、役所の窓口に連絡して下さいね。

「高齢者虐待防止法」では、皆さんが

虐待を発見した場合は報告を義務付けています。

気付いていたのに、報告しなかった場合は

従業員の皆さんにもペナルティが及びます。

先の法律では、皆さんが報告したことにより

不利益な扱いを受けない事を保証しています。

あの映像を見たひとなら、

あんなことは起きてはいけないと感じるはずです。

皆さんの手で、虐待をなくすよう努めてほしいと思います。


そしてもうひつとは、
100以上の有料老人ホームやその他にも
デイサービスなどを運営している
「ワタミ」が成長事業である
介護事業の売却される見通しが発表されたことです。


「ワタミ」では、


・「ワタミフードサービス」の女性従業員の過労自殺


・「ワタミの介護」の入居者死亡事故


など、マスコミをにぎわす不祥事が続くなか、
創業者の不適切な発言等もあり
イメージが悪化していたように感じます。


同社では信頼の回復を目指して
取り組みを行っていたようですが、
業績の悪化に歯止めがかからないと
判断したのでしょうか?


今回の売却になったものと思われます。

ただ、私は介護事業の売却の背景には
介護事業そのものの、将来性に疑問を感じてていることも
あるように思えます。


このブログでも時々取り上げていますが、
今後日本の高齢者人口の増加は
介護事業のプラス要因とは言い切れない、
むしろ介護保険を利用する事業を展開しているだけでは
収益を見込めない事業者が多発する事さえあると思っています。


実際のどのような形で落ち着くかは、分かりませんが、
私個人の考えとしては
「ワタミは早めに介護事業に見切りをつけた」
という印象が残る出来事だと思います。


みなさんは、どう感じますか?



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。



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こんばんは、
まなぶっちです。


9月も第2週にはいりました。


日常の仕事に追われていると
時間がたつのがとても速く感じます。


若干、気が早い所もありますが、
本日は感染症への備えについてです。


例年、介護・医療の現場では
冬場のインフルエンザやノロウイルス対策に
おわれると思います。


流行時期は年により多少異なりますが、
私の感覚では年々良好時期が早まっている
ように感じています。


そんなこともあり、10月に入る頃には
感染症への備えをしておくことをお勧めします。


具体的には、


・従業員への注意喚起と研修等の実施


・除湿器などの準備と清掃の実施


・給食食材に関する注意の徹底

(2枚貝などの感染症の媒体になりそうな食材の変更など)


・手洗い、うがいの奨励


・感染症対応備品の在庫確認と不足分の購入


・患者・入居者・家族への注意喚起


・予防接種の準備


など、早めに準備しておくことをお勧めします。


また、感染症発生状況等の情報の収集など
早めに行っておくことことも効果的だと思います。


その他、季節的には流行期も過ぎたようですが
まだ秋のうちは感染の可能性があるものとして
昨年の大きな話題になったデング熱。


マダニにかまれることで感染する
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」など
生物が媒体となる感染症などの知識についても
この機会に学んでおくことも良いことだと思います。


特に、マダニ感染症は、死亡率も高く、

今年は、9月7日までに41人が死亡する等の
被害が出ています。


準備等を早めに進めることで
リスクは大幅に軽減することができます。


これからの季節、組織をあげて
早めの感染症対策を行ってみてはいかかでしょう?



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。





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こんばんは、
まなぶっちです。


本日は記事の更新が遅くなったことも有、
手短にマイナンバー関連の注意事項をひとつ。


マイナンバー制度について定めている法律は
「マイナンバー法」と呼ばれていますが
正式には、「行政手続きにおける特定の個人を識別するための
番号の利用等に関する法律」といいます。


法律の正式名でも分かるように、
マイナンバーの利用については
主に「行政手続きにおける特定個人の識別」のために
使われることになっています。


法律では、マイナンバーの事を
「特定個人情報」として、個人情報より
厳格な管理を要求しています。


このマイナンバー法ですが、
先日の3日の衆院本会議で
「改正マイナンバー法」が成立しました。


この法律により、2018年から銀行などの預金口座にも
任意で番号が適用することができるようになります。


予想していたことですが、マイナンバーの利用範囲が増えるごとに
マイナンバーの重要性が増していく訳ですので
「特定個人情報」としてしっかりと管理する必要があるわけです。


そこで、注意すべきはマイナンバーに関する詐欺行為。


「オレオレ詐欺」に代表されるように
高齢者を中心にマイナンバーを聞きだす新手の
詐欺が発生する可能性があります。


内閣府からも「マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘および
個人情報の取得にご注意ください。


通知前にマイナンバー制度関係で行政機関等から
手続を求めることはありません。」と

注意を呼び掛けています。


マイナンバーは10月中旬には、
日本国民全員に「通知カード」で
マイナンバーが送られてきます。


特に高齢者はくれぐれも、取扱いに注意して下さい。


本日は、これにて。