この辺で一番恐怖を感じたのは私でした(21.10.08) | 一日一楽を目指して

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楽しく生活するために実行していることを備忘録として作成していこうと思います。

10/8(8時計測) 77.5キロ

 

昨日の地震は久々に緊張感が高まる揺れでした。震源地に近い割には、揺れている時間もそこそこあり、恐怖を感じるには十分な地震でした。東日本大震災を経験するまでは、「地震」、「雷」、「火事」、「親父」の順番があまりピンときてなかったのですが、10年前からは「地震」が怖いもののトップであることが疑いのないことであると感じられている人は多いと思います。

 

10年前の震災時に、東京湾の石油タンクが火災を起こしたこと、東京駅の通路が帰宅困難者であふれかえっていたことやビル内のコンビニに物がなくなってしまったことを体験したものとしては、地震に対してどうしても過剰に反応してしまいます。

 

夜の10時過ぎであれば、何があっても熟睡している三男坊も、地震により飛び起きて、私や妻から離れようとしません。11時頃まで電話で親戚の状況を確かめた後、今後何があるかわからないということで、水と非常食を手に入れて、ガソリンをとりあえず満タンにするべく出かけました。

 

店につくまでは、在庫があるかなとか、買うのに時間がかかるかなとか少し心配しながら車を走らせました。世の中(私の住んでいる周辺)は、交通量も少なく、店の駐車場にもほとんど車がない状態です。店に入ってみると顧客は、私たちだけで、3人の店員が片付けをしており、駐車場の車はこの人たちのものだったみたいです。

 

ダイエット中であることや、リフォームに備えて備蓄を減らしていたこともあり、これはご先祖様からの警告かも知れないと、自分の落ち着きのなさを棚に上げて、2リットルの水1ダースと数日分の非常食を買って帰ってきました。

 

もちろん、ガソリンスタンドにも顧客はいませんでしたが、半分くらいになっているガソリンを満タンにして家に戻りました。よく考えてみれば、親戚に電話をしたときにすぐにつながることで、世の中はそんなに大変な状況になっていないと気が付けばよかったのですが、恐怖体験から過剰に反応してしまいました。

 

まだしばらく大きな地震に気を付ける必要があると、気象庁の人は言っていましたが、「よい機会なので、ぜひ皆さんも備蓄や懐中電灯などの点検をしてみてはいかがですか!(この周辺で一番地震に恐怖を感じたものより)」。

 

 

写真は、ソファーがない間のために購入したベットの上で熟睡する三男坊です。脇についている襟の部分がお気に入りのようです。