最近、絶対音感という用語をある程度避けるようにしています。
定義が曖昧なのと、染み付いたイメージも強いためです。
取りあえずピッチ記憶という言葉を使っています。
ですが、これは必ずしも点の記憶ではありません。
目で見る色彩同様、幾らでも間の間があります。
なので本来は平均率とも何の関係もありません。
ピッチのグラデーションをそのまま感じるだけです。
本来はその延長線上で、楽音のピッチとしては鍵盤で言えば○○の辺、というような識別が出来るということです。
それだけと言えばそれだけであり、全く自然な知覚です。
ただ目にとっての色ほど意識することがないので、上手く意識化しにくい。
それだけのことです。