一つ前の記事と関連しますが、頭の中で和音を聴く練習も大事です。
音をイメージする、というのを何となくではなく出来るだけ明確に思い浮かべるようにすると、実際の物理的な音を聴いたり出したりするのも正確になります。
鍵盤で(ギターなどでもいいですが)コードを鳴らし、無音にしてそれを思い返す。
これはやや受動的な方法として。
ルート音を決め、その1音だけ実際に鳴らし、そこから色々なコード構成音を積んで頭の中で鳴らす。
これはより能動的な方法。
慣れてきたら、音叉一本で決めるルート音にも辿り着き、さらにそこから構成音をイメージ。
基本3和音の転回形から始め、少しずつ複雑な和音も頭の中で聴く練習をします。
読譜から作編曲まで、色々な場面に有効です。