音あて練習は、受動的な(聴いてわかる)音感、イヤートレーニングの基本練習の一つですね。
鍵盤楽器を持っているなら、とにかくランダムに単音を鳴らしてその音あてをする。
絶対音感がなければ最初の第一音は当たらないでしょう。
でも、2音目からは相対を使ってもいいんです。
相対的に取っても、前の音からパッと瞬間的に次の音がわからない、考える時間、数える時間が必要だとすると、その相対音感はまだまだ弱いということです。
前の音がわかれば、次に何の音が来ても瞬間的にわかるようになるまで練習する必要があります。
相対音感Vs絶対音感というような構図はありません。幻想です。
どちらをより多くその瞬間に使っているか、というだけの問題です。
この練習で重要なのは、間違えたら修正することです。
つまり、音名を間違って言ったら、その間違えた音も鳴らしてみる。
そうやって一個一個の音をちゃんと確認します。
全然わからない場合は先ず白鍵だけ、黒鍵だけと分けて練習します。
これは、より相対音感を使うことと思いますが、それで構いません。
やはり瞬間的に分かるようになるまで練習します。
鳴っている音(のピッチ)が即座にわかるのは、とても大事なことです。
よかったら練習してみてください。