こんばんは!
TSBBC(鈴木尚広ベースボールクリニック)です。
今年も各地で高校野球が盛り上がって代表校も決まってきています。
強豪校が一回戦で敗退するなど、高校野球は何が起こるかわかりませんね。
高校生のバッティングを見ていると、強い打球を打てる選手と打てない選手の身体の動きの違いがありますね。
もちろん、体格や筋肉量、練習内容など違いはありますが、インパクトの瞬間の身体の使い方や力の入れ方で打球が変わってしまいます。
どんな違いがあるのか詳しく考えてみましょう。
🟩強い打球が打てない身体の使い方!
どんな身体の使い方をしているかというと、
インパクトの時に、強い打球を打とうとして無駄な力が入っている。
・上から叩こうとしてボールを擦っている。
・インパクトの時に上半身に力が入っている(首、上腕、前腕)
・手首の返しを意識しすぎている。
・上半身の力みで脇が開いている。
・下半身を意識しているのに打つ瞬間に体が伸び上がっている。
※アッパー系のスイングに多い。
・下半身と上半身が一緒に回ってしまいインパクトで力が弱くなっている。
下半身から始動して軸足のタメやトップがしっかり作れていても、打ちに行く時に、力が入ってしまうとアウターマッスル優位になってしまい、下半身→体幹と繋がっていた運動連鎖が体幹→上半身へうつる時に途切れてしまいます。
結果、上半身の無駄な力から手打ちになってしまい打球が弱い、打球が上がらない、力のないフライ、平凡なゴロなどの打球になってしまいます。
🟩強い打球が打てる身体の使い方!
軸足のタメやトップを作るまでの動作は同じですが、トップから打ちに行くときに脱力できていてインパクトからフォローにかけて瞬間的に力が入る身体の使い方ができています。
無駄な力みがなければ、
・バットが最短で出やすい。
・バットをしなるような使い方ができる。
・スイングのキレ、スピードが早くなる。
・手首が自然と返る。
・フォロースルーが大きくなる。
・軸回転でスイングできる。
無駄な力や無駄な動きが減るので、小さい動きでもパワーを出すことができます。
なので、インパクトの瞬間にパワーが出るとその流れでフォロースイングも力強く大きくなってきます。
それは、みぞおちの力が抜けている事で、背骨が少し丸くなり脱力姿勢になります。
下半身→体幹と繋がって脱力ができていることで体幹が安定して上半身の力みがなくなります。
すると、下半身→体幹→上半身へ運動連鎖が繋がりバットへ力が伝わります。
結果、強い打球が打てる、打球の飛距離が伸びるバッティングができるようになります。
強い打球を打つ為には、力でなく無駄な力を抜いてボールが当たる瞬間にパワーを出せる身体の使い方をできるかが重要になります。
🟩脱力したスイングのやり方
ポイントは、脇と股関節を使う!
1・脇のクロスポイント
肩後面の付け根を指で押さえながら、脇を開く閉じる動作と肩を前回し、後回しを5回ずつやります。
2・股関節スクワット
股関節前面の付け根を指で押さえながら、お辞儀をするようにお尻を後ろへ5回突き出します。
すると、下半身が安定して上半身の力が抜けてみぞおちも抜けて体幹が安定して脱力姿勢をしやすくなります。
この2つのワークをやってから素振りやボールを使ったバッティング練習をします。
トップからインパクトまでを「脱力」、インパクトからフォロースルーに「力を入れる」意識を持って練習をすると強い打球を打てる身体の使い方ができるようになります。
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