草月いけばな展 2024 「花のスケルツォ」4期 | 理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

花をどういけたらよいか? 自由花のいけ方、そのポイントをお伝えしています。

・草月いけばな展 2024 「花のスケルツォ」4期

 

斎藤です。

 

関東も梅雨入りしましたね。

 

夏至、梅雨入り、、、

 

草月展の長い期間中には

いくつかの節が通り過ぎていく。

 

作品にも影響するのでしょうか。

 

草月いけばな展 4期に

行ってきました。

 

会場:草月会館 2階談話室

 

4期:6月22日(土)・23日(日)
5期:6月26日(水)・27日(木)
 

さっそく作品をみていきます。

 

樋口 翠翔

テーマ:自由花

流木、ハケア、ひまわり、

エレムルス

 

流水が渦巻いているような、

 

しかし音は無い、

幻想的なモノトーンの世界です。

 

そんななか、

 

ふと顔なじみのひまわりと

目があって

 

日常にひきもどされ

音と映像が動きはじめます。

 

 

五十野 雅峰

テーマ:自由花

着色どうだんつつじ

あじさい

アンスリウム

モンステラ

 

着色どうだんつつじの枝の奥に

 

官能的な赤と青の色の世界が

ひろがっています。

 

見てはいけない宝物を

こっそり見ているような、

 

そんな感覚におそわれます。

 

 

久保田 芳生

テーマ:自由花

着色晒しみつまた

 

ガラスの器の底を魅せる

ユニークな作品です。

 

ゆがんでいる器が

たぬきのお腹のようにみえるのは

わたしだけ?(笑)

 

ユニークな作品ながら

作品への力みがぬけていて、

 

クスっとわらってしまいそうな

ひょうきんな作品です。

 

 

新田 陛嘉

テーマ:竹とあそぶ

真竹(枯)

孟宗竹 根(茜染)

いたやかえで

やまなす

 

すらりとしてカッコイイ!

 

近づいて見ると

朽ちつつある真竹、

茜に染まった竹の根、

ユニークな いたやかえでの実、

 

そして

空間を自在にあやつる枝、

 

どれも見どころだらけですが、

 

1つの作品として

成り立たせている、

 

安定感のある作品です。

 

 

いけばな展も次回がラスト、

第5期です。

 

ここまで来たら

全期間、制覇したいな、、、

 

(後日追記)

5期は行けませんでした、、、

ざんねん、、、

 

いけばなの先生をしています。

くわしくは下記からどうぞ。

いつも温かく見守ってくださって
ありがとうございます。